カラ出張で浮かせた金で送別会 | 公会計の動向

カラ出張で浮かせた金で送別会

 毎日は12月9日に「<公金送別会>当時の新潟地検次席らを注意処分 東京高検」〔前谷宏〕を配信。

 記事は、新潟公安調査事務所の首席調査官(59)らが出張旅費名目で浮かせた公金約23万円を職員の送別会などに充てた問題にからみ、東京高検が9日、この金を使った別の会合に出席したとして、当時の新潟地検次席検事と同事務局長を注意処分としたと報じる。新潟地検などによると、会合は15年12月に開かれ、地検から当時の検事正ら3人が参加し、飲食費は約6万円で、首席調査官が「空出張」で浮かせた金から支払ったとのこと。地検は「会合は会費制だったが、首席調査官が会費を受け取ろうとしなかった」と説明したと記事は伝える。会費は、会計検査が入った後の昨年5~6月に支払ったとか。検事正だけはすでに退官し、処分されなかったとのこと。首席調査官は昨年8月、関東公安調査局から業務上横領の疑いで刑事告発されたが、新潟地検は9日、「横領は予算を全額使い切るためで、私利私欲のためではない」などとし、起訴猶予処分としていたとのこと。23万円は全額国庫に返納されているとか。