小牧市が別途経理金の自主的廃止に成功
中日新聞は11月20日に「愛知・小牧市に帳簿外公金 50年前から企業誘致で使用か」を配信。
記事は、愛知県小牧市で「保管金」という名目の帳簿外の公金が存在していたと報じる。最後の残額は5563万円余だが、50年前の市制施行時には年間予算の5分の1に相当する額がプールされ、高度成長期に企業誘致のための“裏金”として使われたとみられるとのこと。市は「不明朗な会計との批判を受けてもやむを得ない」としているが、半世紀にわたり、多額の公金が何にどう使われたかは、闇に包まれたままと記事は伝える。残額は「二〇〇五年の市制五十周年前にあしき慣習を断とう」(市幹部)と、16年度一般会計予算の総務費雑入に繰り入れられ昨年末、予算外の運用は解消されたとのこと。関係者によると、昭和30年1月1日、小牧町、味岡村、篠岡村の三町村が合併して小牧市が誕生した当時の合併事務の引き継ぎ書にも保管金の記述があったとか。この時の保管金の総額は、2千万円前後とみられ、合併初年度の市の一般会計予算、約1億円の5分の1とのこと。保管金には「工場誘致等保管金」と「診療所建設資金」の2種類あり、いずれも収入役名義の通帳で金融機関に預けられ、歴代の収入役の引き継ぎ書などにも記され、預金の出し入れは、工場誘致等保管金が1970年代末ごろ、数百万円の出し入れが数回あったとか。使途を確認できる資料はないが、古い職員は「当時は企業誘致に躍起になっており、進出してくれた企業への謝礼や接待に充てたり、国や県への官官接待をしたりするのが、まかり通っていた時代。おそらく、そういう裏金として使ったと推測できる」と話しているとか。最近十年間は全く手を付けておらず、もっぱら利息分が加算されていたとか。