北海道警の再就職先に発注が多い | 公会計の動向

北海道警の再就職先に発注が多い

 毎日は11月14日に「<北海道警>道路標示工事受注、OB企業に偏り 議会で指摘」〔丸山博〕を配信。

 記事は、道議会決算特別委員会が14日開かれ、共産党の花岡ユリ子氏が横断歩道の白線など道警発注の道路標示工事の受注額は道警OBの天下りが多い企業に偏っていると指摘したと報じる。花岡氏によると、道路標示工事の受注額上位10社に道警OB10人以上が天下っていて、11位以下よりも多い割合で、このうち、16年度の受注が1億4600万円で1位だった大宮ホーローには、元帯広署長が副社長として天下っており、2位の北海道東光興業所北海道製作所の社長は元警察学校教務部教授が務めているほか、3位の日本マーキングには4人が天下っているとのこと。花岡氏は「天下り企業に受注が多く、談合が疑われる。調査すべきだ」と要求したとか。これに対し、道警側は「指名業者の選考は厳正かつ公平に行っている。退職者の再就職状況を調査する必要はない」と突っぱねたとのこと。道路標示工事を巡っては、公正取引委員会が11年、道警と北海道開発局の発注工事で談合があったとして、関係した企業に対し、独占禁止法に基づく排除勧告を行っており、公取委は談合の取りまとめ役として、道警や開発局のOBが役員を務める業界団体が深く関与したと指摘したとか。