北海道労働局の不正経理
毎日は11月9日に「<北海道労働局>816万円が不正支出 会計検査院が指摘」〔横田愛〕を配信。
記事は、会計検査院が8日、16年度決算検査報告で、北海道労働局で816万円が不正支出されていたと指摘したことを受け、道労働局が同日付で131人を処分したと報じる。処分の内訳は▽懲戒免職1人▽戒告6人▽訓告33人▽文書厳重注意25人▽口頭厳重注意66人で、記者会見した道労働局の寺岡忠嗣局長らは「労働行政に対する国民の信頼を著しく損ない、深くおわびする」と陳謝したが、組織的な不正との見方は否定したとのこと。検査では、16年4月に総務課職員3人が業者に架空請求書を作らせ約75万円を不正支出したことが明らかになっているが、ねん出した公金は道労働局長公宅の引っ越しの際にストーブ(約15万円)やカーペット(約9万円)、照明器具(約7万円)などの購入に充てたといい、不正経理を行った職員は「局の都合による引っ越しで、局長個人に負担をお願いできなかった」と説明しているとか。指摘を受け、当時の局長(04年7月退職)が全額返還したとのこと。この他、▽物品購入の架空請求で139万円、▽出張旅費の過大清算で211万円、▽札幌公共職業安定所の職員=同日付で懲戒免職=による公金詐取、窃盗事件で391万円、の不正支出が指摘されたとのこと。同局は今後、全額を国に返還する方針とか。また不正支出の他に、架空請求で業者に「預け金」を作り、必要なときに備品購入などに充てた不適正経理が5500万円、購入のつど清算せず一括払いしたものが944万円あるが、これらは、必要経費に充てたとして返還対象としないと記事は伝える。