財務省は予算の積上げと実績の乖離について説明が十分でない模様 | 公会計の動向

財務省は予算の積上げと実績の乖離について説明が十分でない模様

 9月12日付け日経金融新聞2面に「相次ぐ予算の過大計上――財務省はダンマリ、他(霞が関風速計)」の記事。

 記事は、霞が関の各省庁が予算を過大に計上したり、名目とは異なる使途に流用したりしていた問題で、財務省がだんまりを決め込んでいると報じる。歳出削減の旗振り役である財務省にとって無駄な予算に切り込む好機となるはずだが、各省庁に情報開示を求める動きは鈍いと記事は評する。背景には財務省自らの不適切支出を追及されかねないとの思惑がありそうだというのが記事の見方。


 どうも記事の筆者はこの問題が良く分かっていないようだ。例えば、積算内訳とは異なる経費支出を「今回、明らかになった不適切な支出は総額百十五億円にのぼる」という表現がそう。もっとも、この問題の性格が分かっていない一因は当局の説明不足にありそうだが。