買いオペで短期国債が集まらない
25日付け日本経済新聞朝刊16面に「短期国債、買い切りオペ「札割れ」、市場の過熱感を反映」の記事。
記事は、日銀が24日に実施した短期国債買い切りオペが6千億円の予定額に対し応札額が4065億円にとどまり「札割れ」したと報じる。大手銀行などの投資家が短期国債を証券会社から積極的に購入しているため、同オペに中心となって応札する証券会社の短期国債の持ち高が少なくなっているとのこと。金融システム不安が後退し、予防的に資金を抱える必要のなくなった金融機関は余った手元資金で短期国債を買う動きを強めており、財務省が入札する政府短 期証券(FB)の平均落札金利は6回連続で金利ゼロ%をつけたとか。投資家に短期国債を販売する証券会社も「競争入札で落札してもたちまち売り切れてしまう」(国内証券会社)といっているとか。こうした状況で日銀が短期国債を買い入れると市場の流通量はますます少なくなるため、日銀は同オペの実施回数を週1回に抑えているが、それでも市場の過熱感が和らぐ気配はみられないと記事は伝える。