北海道の新幹線負担分 | 公会計の動向

北海道の新幹線負担分

 6月14日付け日本経済新聞地方経済面1面に「新幹線、道の実質負担600億円――金利2%で試算」の記事。

 記事は、北海道新幹線(新青森―新函館)の道の実質負担額が約6百億円になる見通しとなったと報じる。建設に伴い発行する道債の返済最終年度となる2045年度まで、毎年度数億―30億円を負担するとのこと。昨年12月時点の試算では、道の実質負担額は約660億円だったが、トンネル工事の経費削減で総建設費が当初の5千億円から4670億円となったため、道の負担額も約1割減ることになったとか。道が負担する総建設費は833億円で、1割を一般財源、残りを道債で手当てし、道債は30年かけて返済するが、半分は国の交付税で賄うことができると記事は伝える。道は金利を年2%に想定して試算しており、実質負担額は598億円になるとか。


 記事中「半分は国の交付税で賄うことができる」とあるのは、「半分しか交付税が算定されず、残り半分は自主財源分〔基準財政需要への充当を予定しない税収〕を充当せざるを得ない」と言うのが正しい。