「一時的な下限割れを容認する」との日銀決定で財務省が安堵 | 公会計の動向

「一時的な下限割れを容認する」との日銀決定で財務省が安堵

 30日付け日経金融新聞2面に「下限割れ容認に安ど――財務省“6月危機”回避(霞が関風速計)」の記事。

 記事は、日銀が量的金融緩和策の目安となる当座預金残高の目標自体の引き下げを見送ったことに、財務省が胸をなで下ろしていると報じる。目標下げは、毎年6月になると長期金利に異変が起きる「6月危機」の導火線になると懸念していたからと記事は伝える。日銀の決定が伝わった20日午後、財務省内では安どの声が広がったとか。会合直前まで「目標下げがあり得る」との見方がくすぶっていただけに、「一時的な下限割れを容認する」という日銀の決定を歓迎する雰囲気すら漂ったと記事は評する。財務省が気にかけていたのは、長期金利への影響で、目標下げが金利上昇に直結するとの見方は少なかったものの、「ボディブローのようにじわじわと効いてくるはず」と同省幹部は語っているとか。