読売が予算積上げ上の事項について目的内使途変更を「流用」と表現
読売は4月29日に「社保庁の架空予算、江角さん起用のTVCMなどに流用」を配信。
記事は、社会保険庁が、10年度以降の6年間にわたり、架空のイベント開催費などを計上していた「年金週間に関する事業予算」の一部を、予算段階では計上していなかったテレビCMや雑誌広告などの費用に使っていたと報じる。同事業には毎年度、約5億~6億円の予算が付けられていたが、そのうち約1億~4億円が使われずに残っていたとも。社保庁は毎年度、年金週間に合わせたコンサート、エアロビ大会、綱引き大会などの開催費名目で約1億円の予算を「厚生保険特別会計」や「国民年金特別会計」に計上していたが、こうしたイベントは行われていなかったことが、これまでの調べでわかっており、その一方で、予算に明記していない広報事業を毎年度行っていたもので、15年度は、女優の江角マキコさんを起用し、年金保険料の納付を呼びかけるテレビCMや電車の中づり広告、新聞、雑誌広告などを展開していて、その費用として約3億8000万円を使っていたとのこと。このほか、同年度は年金週間に関する事業として、作文・作品コンクールが行われていたが、そのために支出したのは約4000万円で、約5億2000万円の同年度予算のうち約1億円が余り、年金の財源として戻されたと記事は伝えるが、まぁ別に取り出していたわけではないだろうから「戻す」という表現は妥当ではないだろう。というか、こういう表現をするから、この記事は本当に分かって書いているのか、という疑念が出てきてしまうわけなんだが。