所得税収が4ヶ月連続で対前年増
4月29日付け日本経済新聞朝刊5面に「所得税収4ヵ月連続増――4年ぶり、3月、31%増7350億円」の記事。
記事は、財務省が28日に発表した3月の所得税収が前年同月より31%増え、4カ月連続で前年同月の水準を上回ったと報じる。4カ月連続のプラスは13年夏以来でほぼ4年ぶりとのこと。配偶者特別控除の縮小などの影響もあるが、業績好転で企業部門にたまった余剰資金の一部が給与増などの形で家計を潤しているとみられると記事は伝える。3月の所得税収は7350億円で、昨年4月からの年度累計では、前年同期比5.2%増の12兆4659 億円となり、税収回復のけん引役となってきた法人税収の伸び率(13.8%増)には及ばないものの、回復傾向が鮮明になっているとか。所得税収の回復は、制度改正と景気要因に分けられ、専業主婦らのいる世帯の税負担を軽減する配偶者特別控除の上乗せ部分が16年分から廃止されたことに伴い税収が増え、さらに「雇用や所得の改善で給与がプラスに転じ始めたことが税収増に寄与した」(財務省主税局)とか。