参予で内閣府試算を付録と財務相 | 公会計の動向

参予で内閣府試算を付録と財務相

 共同は3日に「内閣府の試算は「付録」」を配信。
 記事は、谷垣禎一財務相は3日の参院予算委員会で、政府が目標としている基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化が2012年度に可能とする内閣府の試算について「付録に付いていると言ってはいけないが、あくまでも参考資料」と発言したと報じる。自民党の片山虎之助参院幹事長が、将来の財政見通しについて楽観的な内閣府試算と、財政赤字が年々膨らむとの悲観的な財務省試算が併存していることに関して「同じ内閣のものとしておかしいのではないか」と質問したのに対してのもので、財務相は「両方を議論のたたき台に」といったんはかわしたが、内閣府試算が1月に閣議決定された「改革と展望」とともに経済財政諮問会議に提出された経緯から、片山氏が「内閣府の方は閣議決定、財務省のは閣議報告」と発言したため、財務相は、内閣府試算は閣議決定の対象ではないと指摘し、勢い余って「付録」発言が飛び出したと記事は伝える。増税に対する国民の理解を得るためには、危機的な財政状況を十分に説明することが不可欠で、楽観的な見通しが独り歩きしてはたまらないというのが財務相の本音のようだと記事は評する。