米国ではCBOが国会に置かれている | 公会計の動向

米国ではCBOが国会に置かれている

 読売は26日に「米の財政赤字、3680億ドルの見通し…議会予算局」〔ワシントン=広瀬英治〕を配信。
 記事は、米議会予算局(CBO)が25日、2005会計年度(2004年10月―2005年9月)の財政赤字が3680億ドル(約38兆円)になるとの財政収支見通しを発表したと報じる。昨年9月時点の見通しより赤字幅が200億ドル拡大したとのこと。ただ、景気回復を背景とした税収増などで、2004年度の赤字額(約4125億ドル)よりは赤字幅が縮小すると見通しているとか。しかし、この見通しには、不確実性の高いイラク戦費の将来予測などが含まれていないほか、ブッシュ大統領が強く主張している大型減税の恒久化も実施されないことが前提となっているとのこと。このため、市場関係者などの間では「実際の2005年度赤字額は見通しを大幅に超える」との見方も多いと記事は伝える。

 個々に歳出権限を法律で付与していく米国財政の見通しの無さが、この推計という形に表れている。ちなみに、CBOは1974年のCongressional Budget and Impoundment Control Actにより1975年に設立された組織で、議会の予算編成作業のために広範な調査を行っている。論者によっては、日本の国会に必要な組織と言う人もいる。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/156/0128/15606050128004c.html