外為特会の運用益は1兆9千億円 | 公会計の動向

外為特会の運用益は1兆9千億円

 読売は21日に「外為特別会計の評価損、初の10兆円突破」を配信。
 記事は、外国為替市場への介入資金を管理する政府の外国為替資金特別会計(外為特会)の16年度末の評価損が初めて10兆円を超える見通しとなったと報じる。16年度に円高が進み、保有するドル資産の価値が目減りしたためだが、積立金は評価損を2兆円以上上回っており、財務省は外為特会の健全性には問題はないとしているとのこと。政府が21日に国会に提出した来年度予算案の参照書によると、今年度末の外為特会の評価損は前年度末より3兆7727億円増え、過去最高の11兆4289億円となっているとか。政府は今年度は円売り介入を行っておらず、米国債など保有するドル資産に大きな変化はないと見られるが、16年度の円レートが1ドル=109円と前年度より6円円高になって評価損が増えたとの由。保有する米国債の利回りなどの今年度の運用益は1兆9113億円で、外為特会の積立金も13兆8948億円に増える見通しであり、仮に評価損を全額積立金で相殺しても、2兆4659億円が残る計算と記事は伝える。