年金の減額開始はいつから? | 相模原の女性社労士 [ウィル社会保険労務士事務所]

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神奈川県相模原市の女性社会保険労務士のブログです。
身近で、気になる労働、雇用問題、社会保険、年金などの情報を社労士目線でお届けします。
また、私の日常、相模原のイベントなども合わせて綴っていきます。

いよいよ具体的になってきました「社会保障と税の一体化」改革。

消費税増税と合わせて、医療、介護、年金制度の大改革が行われようとしています。

まず、目玉の年金制度の改革として、「支給する年金の減額」の時期を

来年10月分から減額することを明確にしました。


年金は2ヶ月分を偶数月に支給しているため、

実際に振り込まれる年金が減っていることを実感するのは

12月から、ということになります。(10,11月分を12月に支給)


わかりやすく「減額」といいますが、「本来支給すべき額に戻す」というのが

正しい表現になります。

年金制度は「物価スライド制」により、物価が上がれば、年金も上がり、

物価が下がれば年金も下がるシステムになっています。

ただ、このシステムを導入した平成12年から実はじりじりと物価は

下がり、本来は年金も下げなければならないところ、

その時期、総選挙を控えていた国会の先生方は自分たちへの

風当たりを恐れてか、投票率の高い高齢者に有利な「特例水準」を

導入し、年金は下げず、それ以降も年金の財政が危ういことを

知りながら、わが身を守る為か、悪者になりたくなかったのか

年金は下げられることはありませんでした。

平成23年度は若干下がりましたが、それでも本来の支給額と

比べてもまだ2.5%も差が埋まらないままです

その2.5%の差を3年かけて本来の支給額まで戻していくことになります。

この差を全て解消すると、国民年金を満額(66,000円)もらっている人で約1,600円減る計算

ただ、来年の減額は今年のデフレを加味し、780円に抑えられ、来年分までは本来の支給額より多い給付が続くことになります。



政府も国民の反発を食らう増税、負担増はなかなか踏み込めませんが、

払いすぎていた年金を元の額に戻す、ということであれば手をつけやすかったのでしょう。

ここで、今後実施されるであろう案をまとめてみます。

[消費税upと同時に実施方向]
(国民の負担が増すため、逆に国民が恩恵を受ける政策が多い)

◎年収65万円未満の受給者への月1万6千円の年金加算
          その反面
◎年収1000万円以上の受給者への基礎年金の減額

◎受給資格期間の短縮 (25年 10年)

◎低所得者の国民健康保険料(税)と介護保険料の軽減

◎幼稚園と保育園を一体化し、保育サービスを充実

[来年法案提出予定]
週20時間以上勤務のパートの社会保険加入

○重い病気やけがを負った患者の負担軽減

○高齢者医療のための拠出金を従業員平均年収で割り当て


この厳しい財政の中、なにかしらの痛みを全員が感じなくては「少子高齢化」時代は乗り切れないでしょう。それは「消費税upやむなし」とする国民の比率の高さにも現れています。

まさしく「がんばろう、日本!

被災地だけでなく、これからの日本を国民全体で前向きに進んでいきたいものです。


 
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