3連休いかがお過ごしでしたでしょうか。
三重県はF1グランプリや津祭りの開催もあり、非常に賑わっていましたね。
リハビリ分野もますます盛り上げていきたいところです。
私の連休は土曜日、日曜日とIRA in名古屋のセミナーのアシスタントとしていってきました。
教える側の立場、他病院のセラピストの方との交流、学びは非常に多いです。
今回の内容は活動前、報告です。
明日、職場での2回目の早朝セミナーの担当なので、その予習を少ししたいと思います。
※元氣サポートルームkokokara代表の照喜名 弘彦 先生のセミナーを参考にさせて頂いています。
今回のセミナーの題名は
内臓コンディショニング
『脾臓』
内臓のコンディショニングって?
そもそも脾臓って?
まず
内臓コンディショニングする意義としては
1.内臓機能を高めて身体の内側から元気になってもらう
2.内臓も筋肉も元気にすることでよりトレーニング効果が高まる
※内臓は筋肉の働きとの関係あると言われています。
リハビリの業界ではあまり聞かないかもしれませんが、内臓は背骨とも関係があると言われていますね。
・内臓と背骨の関係、内臓と筋肉の関係。
・内臓反射チャートなど。
詳しくはインターネット参照。
脾臓の役割って?
なかなか思い出しにくいですよね?
まずは脾臓の復習から。

■脾臓の働き
脾臓にはリンパ組織があり、リンパ球の産出や、体内で老化した赤血球の破壊、血中の細菌や異物の処理などの働きをする。
場所は左胸椎(Th9~11)の間。
左側上腹部にあり、上方は横隔膜、下方は左腎臓に接し,前方に胃がある。
大きさは成人で長さ約10cm,幅約6.5cm,厚さ3cm内外で,重さは約150g。
赤褐色。

さらに復習
■リンパ球
免疫機能の中心。外からウイルス、細菌、異物が入ってきたときに守る役割をしている。体のガードマンみたいなもの。
・働いていると病気にかかりにくい、かかったとしてもすぐに治る。
・働きが弱っていると病気にかかりやすくなる。
■赤血球
酸素を運ぶ働きをしている。
酸素を運ぶヘモグロビン(ヘム鉄、グロビン)で構成されている。
・貧血とも関係あり。
赤血球の寿命は120日と言われており、お役ごめんとしてあげるのが脾臓の役割です。
■脾臓にストレスがかかると…
・ 免疫力の低下(リンパ不活性)
・ 細胞への酸素供給量低下
脾臓の働きが低下し、いらなくなった(古い)赤血球を破壊できないと新たな赤血球がなかなか作られない。
古い赤血球が残っていると酸素が全身の細胞に行き渡るのが悪くなります。
いくら酸素が入ってきても全身に運べないと意味がないですよね。
細胞の働きが落ちます。
細胞への酸素供給量が低下する。
自分が酸素不足の状態を考えると状況がわかると思います。
疲れやすくなります。
老化を促進します。
貧血とも関係あることも想像できますね。
忘れがちな内臓ですが、とても重要な役割をしていることはお分かり頂けたと思います!
では、脾臓と関係のある筋肉とは?

中部・下部僧帽筋です。(内臓反射で反応する筋肉)
脾臓の働きが落ちている人は僧帽筋が弱いかもしれない。
逆に
僧帽筋が弱い人はもしかしたら脾臓の働きが落ちているかもしれない。
内臓のことまで考えると一つ引き出しが増えますよね。
患者さんをよくするにあたって引き出しは多いにこしたことはありません。
長くなってきたので、続きは来週です!
復習・実践編も含めて!
最後までお読み頂きありがとうございました。
みえリハ研究会 青木
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