活動報告:ピンクリボン運動 | みえリハPT、STのブログ

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どおもキラキラ

「何となくPT」みえリハビリテーション研究会の中ですDASH!



先週土曜日はみえリハ第1回勉強会を開催しました。



段取り不足などもあり、参加して頂いた皆様にはご迷惑もおかけしましたが、三重県理学療法士協会、三重県作業療法士協会、三重県言語聴覚士協会協会を初め、多くの方々のご尽力により開催が実現しました。



皆様本当にありがとうございました。

今後とも、みえリハをよろしくお願いします。



ではblogに戻ります。




今回は活動報告です。



10月5日にピンクリボン運動に参加させて頂き、「がんとリハビリ」というテーマで約20分程話をさせて頂きましたビックリマーク


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ピンクリボン運動って聞いたことあると思いますが、一応説明を。




ピンクリボン運動とは、乳がんの早期発見や検診の重要性を訴え、早期の診療や治療を推進する世界規模の啓発運動です。1990年代にアメリカの乳がん患者やその家族によって始まった運動で、行政や企業の賛同を得ながら草の根的に広がり、国際的な活動へと発展しました。


日本では2000年10月に、乳がんの患者支援団体あけぼの会が東京タワーをピンク色にライトアップしたことをきっかけに、その活動が広く知られるようになりました。「乳がん月間」にあたる毎年10月には市民団体や行政、企業の協賛を得たピンクリボン運動が全国各地で展開されています。


しかし、厚生労働省に2010年の調査によると、過去2年間における受診率は31.4%と高くはなく、今後はこの検診受診率をどのように引き上げていくかが課題となっています。




世界規模の活動で受診率が31.4%!?

予防というカテゴリーは中々定着しにくいんですね汗




本題に戻りますが、来ている方々は、乳がん予防に関心のある女性、特にお子さんがいらっしゃる方が大半であり、また様々な企業や団体がブースを出しており、それぞれの角度から乳がん予防に対しての活動をされていました。


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そこで、そのような方々から見たリハビリとは?というお話や、実際の活動内容をお聞きしたりと良い悪いは別として色んな話ができました。




で、僕もリハビリの立場として!!

と意気込んで発表に向かったのですが…。




結果は…





正直距離感を感じましたガーン




もちろん、僕の伝え方に色々問題はあったと思います。

終了後に猛省したことは言うまでもありませんあせる




けど、それではただ「いい経験だったなあ。」で終わってしまいますので、客観的にみてなぜ距離感を感じてしまったのか?

今後への自分の気づきも含め書いていきます。




僕はこれまで、同職種に向けたプレゼンテーションや院内活動の家族教室などで話をさせて頂く機会は何度かあり、これまでのように好き勝手なことを言いながらも、院内・外で発表の機会を与えて頂いていたので、何とかなるだろうと少し思っていました。




そんな機会もなければ今回話すこともできなかったので職場には改めて感謝ですキラキラ




しかし、職場を出て、外部で一般の多くの方に話をするというのは初めてであり、さらに、職場で参加者を集めて頂いたわけではありません。




さらにさらに、基本的には啓発運動、つまり予防のカテゴリーです。




そこに医療機関から来たPTの「がんとリハビリ」という話。

この雰囲気の男。


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すでに、かたい!




そうビックリマーク

今回参加された方々からみた医療・リハビリはかたくて遠い存在だったのです。




医療は信頼の裏返しに、遠い存在だと感じている方はいると思いますし、実際僕も働くまではそう思っていました。

また、患者さんにも知り合いの方にも病院で働いているというだけで「凄い。」と思われていることもありますよね?




様々な活動をされているセラピストに対してはわかりますし、実際同職種の僕も凄いと思うセラピストは身近にもたくさんいます。




けど、一般の方々は名も無きPTの僕に対しても医療関係者ということで「凄い。」と思っているわけです。




同職種が「凄い。」と思うことは、目標としていることもあるので決して悪いことではありません。




ただ、当たり前ですが一般の方は僕達を目標にしていません。




一般の方々から「凄い。」思われてしまっていることが、距離感の原因の1つではないでしょうか?




もちろん、信頼感を損なわないようにしなければいけませんが、今回の話でまず行うべきだったのは、参加者との距離を縮めることだったのではないかと思いました。




また、不器用な僕はいつもセラピストに対して話すように自分の知識を100%、いや120%伝えきるという目標で望んでしまい、自分で距離を置いてしまっていたのです。




近すぎてもダメですが、絶妙の距離感のとり方のためには、内容もですがそれよりも前に「伝え方」ですビックリマーク




そこで大事なのが「掴み」の部分です。




今回、最初の掴みの部分でST(しゃべりの天才)高桑にアドバイスを頂いていたんですが、ステージに立って、前を向いたら男性が何人かいることに意識がいってしまい、「掴み」の部分を方向転換してしまったのが1番の反省点です…。




どんな良い内容を話しても関心を持ってもらわなければ、今回の活動目標は達成できなかったということになります。




セラピストは凄く勉強してますメモ

その内容を活かすためには「伝え方」という部分でも勉強が必要ですね。




もちろん場慣れもしなければいけませんが、今後より広く「予防」に対して介入していくためには、色んな人と話していかないとな。

と感じた1日でした。




長文お読み頂きありがとうございました。




みえリハ研究会 中




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