みえリハビリテーション研究会、火曜日担当青木です。
立っているだけで疲れる、すぐに疲れたくなる
そんな経験したことありませんか?
今回は、治療技術を上げるための体の使い方、『立位編』です!
自分の立ち方見直すだけでも、体が楽になり、また患者さんをみる視点が広がります。
人によって姿勢が違うように、立っている姿勢も人によって様々ですよね。
自分がいい姿勢と思っていても、他人から『姿勢悪いよね』って言われた経験ありませんか?
また写真や、動画で取って見てみると自分の姿勢を客館的にみることができます。自分が思っている以上に自分の体のイメージとの間にギャップがあると思います。
毎日、髪型をチェックするように姿勢のチェックも是非お試し下さい。
姿勢が悪いと、それだけで体のトラブルの原因となってきます。
悪い姿勢のまま動いていると体へのストレスも非常に大きいです。
ではいい立ち方、楽な立ち方って?
教科書を覗いてみると
こんな感じ

アライメントを見るにあたって大事ですよね。
でも、なぜかわかりづらい。
私が参考にしている
高岡英夫先生の理論で言うとこんな感じ

この立ち方を参考にしてから半年程度で、周りから
「姿勢がよくなったね」
言われることが多くなりました。
元々前に突っ込んだ姿勢から改善し、スーッと立てるようになりました。
また、長時間立っているのも楽になりました。
よく猫背にならないように
「胸をはって!」
張りすぎている人には
「体を丸めて」
とアドバイスすることがありますが、どこが最もよいポジションなのか分かりづらいですね。
ではどうすればいい姿勢、楽な姿勢で立てるのか?
今回は一つ方法を紹介します。
その前に一つ質問を出します。
皆さん、骨は何のためにあるのでしょうか?
「立つ」という局面に限局して考えた場合、骨はより省力的に立つために存在しているはずです。
別の言い方をすれば、より無駄な筋力を使わないで立つという作用が、骨にはあるのです。
ではどうすればいいのか?
答えは「脱力」です。
しかし、立てなくなるほど力を抜くことはありません。
「立つ」という例にとると、立つためのギリギリの筋出力で立つということです。
それは立つために必要な全身の筋肉を最小の筋出力に抑えるということです
「骨格」という筋力を必要としないパーツを最大限に利用して体重を支えていれば、本来非常に楽に立つことができます。
「脱力」し、立つのに必要以上の筋力に力を入れなければ楽に立てます。
楽ということは疲れません!
同時に脱力した姿勢というのは見栄えもよく世間一般でいう、いい姿勢でもあります。
試しに、立っているときに肩の力を抜いて立ってみましょう。
いかに力を入れて立っているかわかると思います。
今回は
自分の姿勢を客観的にみてみる
立っているときに脱力する
この2点を参考にしてもらえたらと思います。
次回は立位編をさらに掘り下げていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
みえリハ研究会 青木
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