嘘
嘘って不思議だ。
傷をつけたり
慰めにもなって。
嘘で傷つき嘘で治したりもする。
僕は時に
嘘が真実に変わる瞬間を体感する。
それは果たして嘘なのか。
なんとも曖昧な世界だと思わないか?
身を守るため
気を引くため
コントロールしたり
使い方は多様している。
ところで君は僕に言った。
その答えに僕は悩んでいる。
さぁ
今から僕が口を開き言う言葉は
嘘か?
誠か?
傷をつけたり
慰めにもなって。
嘘で傷つき嘘で治したりもする。
僕は時に
嘘が真実に変わる瞬間を体感する。
それは果たして嘘なのか。
なんとも曖昧な世界だと思わないか?
身を守るため
気を引くため
コントロールしたり
使い方は多様している。
ところで君は僕に言った。
その答えに僕は悩んでいる。
さぁ
今から僕が口を開き言う言葉は
嘘か?
誠か?
薄れた頃に
思い詰めるのを止めたわけではないが
取り敢えず今日は気分が良い。
些細な事にも楽しみを見つけるのは彼女の才能だ。
瞑想に浸るもよし。
雲の行方を見守るもよし。
とにもかくにも今日は気分が良い。
それほど晴れた訳ではない空模様の日に
目に映る世界がキラキラして見えるのは珍しい。
尾を高く掲げ
しなやかに躰を揺らしながら外へ出かけてみた。
まだ早い世界はひんやりと夜の温度を保っている。
人も犬もまだ見当たらない。
気配を確認してからコンクリートに寝そべってみた。
ふとフラッシュバックのように浮かぶ何か…。
一瞬の時が止まる。
と
次の瞬間には
なんてことはない。
瞬きをすれば忘れてしまう。
今はまだ
その時ではない。
未だつかえている胸の塊に
時々眉を寄せて
深呼吸と共に歩きだす。
雲の隙間から陽射しが見える。
こういう時
希望を感じずにいられないのは何故だろう?
あの子が帰る日を待ちながら
幾度泣いたか分からない。
それでも輝く時を目にしたら
ファーっと飛んで行くように軽くなる心。
ふと視線を遠くにやると
見覚えのある影。
心臓の音は強く
少し怯えて鳴る。
取り敢えず今日は気分が良い。
些細な事にも楽しみを見つけるのは彼女の才能だ。
瞑想に浸るもよし。
雲の行方を見守るもよし。
とにもかくにも今日は気分が良い。
それほど晴れた訳ではない空模様の日に
目に映る世界がキラキラして見えるのは珍しい。
尾を高く掲げ
しなやかに躰を揺らしながら外へ出かけてみた。
まだ早い世界はひんやりと夜の温度を保っている。
人も犬もまだ見当たらない。
気配を確認してからコンクリートに寝そべってみた。
ふとフラッシュバックのように浮かぶ何か…。
一瞬の時が止まる。
と
次の瞬間には
なんてことはない。
瞬きをすれば忘れてしまう。
今はまだ
その時ではない。
未だつかえている胸の塊に
時々眉を寄せて
深呼吸と共に歩きだす。
雲の隙間から陽射しが見える。
こういう時
希望を感じずにいられないのは何故だろう?
あの子が帰る日を待ちながら
幾度泣いたか分からない。
それでも輝く時を目にしたら
ファーっと飛んで行くように軽くなる心。
ふと視線を遠くにやると
見覚えのある影。
心臓の音は強く
少し怯えて鳴る。
猫の夜明け
浅い眠りに膜を張るように布団で顔を覆う。
また1日が始まろうとしている…。
開け放した出窓には
いつからか降り始めた雨が吹き込んで水溜まりが出来ていた。
が
気にしない。
どうでも良かった。
ただ戻ってもう一度落ちてしまいたかった。
そんな思いを嘲笑うかのようにアラームが鳴る。
仕方なくムクムクと起き上がり
朝一番のため息をついた。
辺りに怯え
常に神経を尖らせ
相づちをうち
笑って過ごす1日が始まる。
あぁなんてストレスなんだ。
夢の中ではいつだって身軽なのに。
起き上がったが最後。
身も心も堅くなり
足元は必死に耐えておぼつかない。
そんなんでよく保っているものだ。
いつだって理想は存在し
頭の中で近づこうと藻掻いている。
けれど生まれ持った感覚はそうそう抜けず
ひょっとしたら永遠に付き合わなくちゃいけない事かもしれなくて
焦り苛立つ気持ちばかり先へゆく。
部屋を出ると廊下には猫が点々と寝転がって
見え見えのトラップを仕掛けてくる。
それをサッと交わして階下へ行くときにふと振り返ってみたら
交わされたことを既に忘れ
またふにゃふにゃになって寝転ぶ彼らがいた。
『なんか…いいな』
無い物ねだりなのは分かっているので言われたくないのだが
それでもそんな風に生きられたならと思ってしまう。
羽が生えたように軽く
小さなことにまで思い詰めることもなく
ただ幸を多く感じ
素直なままでいられたら…。
出来る人には意味不明かもしれない。
私だってどうして自ら苦しむのか分からない。
けれど考えてしまう。
忘れられなくなってしまう。
あぁ猫になりたい。
また1日が始まろうとしている…。
開け放した出窓には
いつからか降り始めた雨が吹き込んで水溜まりが出来ていた。
が
気にしない。
どうでも良かった。
ただ戻ってもう一度落ちてしまいたかった。
そんな思いを嘲笑うかのようにアラームが鳴る。
仕方なくムクムクと起き上がり
朝一番のため息をついた。
辺りに怯え
常に神経を尖らせ
相づちをうち
笑って過ごす1日が始まる。
あぁなんてストレスなんだ。
夢の中ではいつだって身軽なのに。
起き上がったが最後。
身も心も堅くなり
足元は必死に耐えておぼつかない。
そんなんでよく保っているものだ。
いつだって理想は存在し
頭の中で近づこうと藻掻いている。
けれど生まれ持った感覚はそうそう抜けず
ひょっとしたら永遠に付き合わなくちゃいけない事かもしれなくて
焦り苛立つ気持ちばかり先へゆく。
部屋を出ると廊下には猫が点々と寝転がって
見え見えのトラップを仕掛けてくる。
それをサッと交わして階下へ行くときにふと振り返ってみたら
交わされたことを既に忘れ
またふにゃふにゃになって寝転ぶ彼らがいた。
『なんか…いいな』
無い物ねだりなのは分かっているので言われたくないのだが
それでもそんな風に生きられたならと思ってしまう。
羽が生えたように軽く
小さなことにまで思い詰めることもなく
ただ幸を多く感じ
素直なままでいられたら…。
出来る人には意味不明かもしれない。
私だってどうして自ら苦しむのか分からない。
けれど考えてしまう。
忘れられなくなってしまう。
あぁ猫になりたい。