皆さま、こんばんは🌙
PS-Customizeの渡邊です。
おかげさまで、修理依頼をたくさんいただいており、日々忙しく仕事ができております。
改めて感謝申し上げます🙇
今日は、超激レアな65nm CELLと40nm RSXのCECHH00のご紹介です!
入手時点では封印シールはついていましたが、"おそらく2013年頃のメーカー修理品だろう"というところまでは見当がついていました(笑)
いざ分解してみると...
DIA-001(1-875-938-11)
なんと、最後期のリファービッシュ基板(2013-08C Ver4.46)でした!
管理表記?の"NPAe-323"と40nm RSXを示す"40"のステッカーです。
貼付箇所については、COK-001(CECHA00,B00)ではUSBポートでしたが、DIA-001ではLANポートのようです。
・Syscon
CXR714120-302GBからCXR714120-304GB(40nm用)に換装されています。
・RSX
CECH-3000系で採用されているCXD5301A1GB(40nm)に換装されています。
90nmと比べると発熱量が少なく、消費電力も下がっています。
・CELL/B.E.
CXD2981GBとなっており変更はありません。
・RSX VD生成
電圧を1.20V(90nm)→0.95V(40nm)に変更するために、BD3523HFN-TRの抵抗R6214,R6219が交換されているようです。
・RSX 抵抗の変更
R2054:元からなし?
R2153:取り外し
R2001:元からなし?
R2002:47kΩに交換?
変更されているとすればこの辺だと思いますが、オリジナルの基板と比べる必要がありそうですね〜
ちなみに、CELL側の白色のプレートは基板にかかる力を均等にして、反りを防止するものです。この形状は、CECHH00とL00,Q00のリファービッシュ品に取り付けられています。形状は異なりますが、CECHA00,B00用のものも存在します。
オリジナル基板との変更点が判れば、CECHH00でもリファービッシュ基板のコピーが作れそうですね〜
(PS2互換がないので、やる意味はあまりないかもしれませんが...笑)
今日はこの辺で!
ご覧くださいまして、ありがとうございました🙇
2025.3.18 作成