☆CECHA00とBD-400
BD-400は、オリジナルのCECHA00,B00に搭載されているBDドライブです。
対応するBDドライブ基板には、BMD-001、002があります。国内版は全てBMD-001が採用されていると思われます。
採用されているピックアップユニットおよびレンズは、KEM-400AAA(KES-400A)となります。
☆CECHQ00とBD-410
BD-410は、オリジナルのCECHH00,L00,Q00に搭載されているBDドライブです。
対応するBDドライブ基板には、IDE(PATA) 60pのBMD-003,006,011およびSATA 24pのBMD-021,031があります。
国内版はBMD-003,006(CECHH00,Q00)、021(CECHL00)が採用されていると思われます。
採用されているピックアップユニットおよびレンズは、CECHL00(おそらくQ00も)に搭載されているBD-410は全てKEM-410ACA,410CCA(KES-410A)です。
CECHH00においては、BMD-003のBD-410にはKEM-400ACA(KES-400A)、BMD-006であればKEM-410ACA,410CCA(KES-410A)が採用されています。
BMD-003は、2007年10月頃までに生産されたCECHH00に搭載されているようです。
☆BD-410の底面
写真は、CECHA00,B00用のBD-410ドライブです。規格上はH00,Q00用と共通です。H00,Q00用はフラットケーブルの長く、横に少し突出しています。また、コネクタ部分は白色のシールが貼付されています。
なお、L00用のものはSATA 24p接続ですので、規格およびフラットケーブルの形状が異なります。
最後期ロットまたはメーカー修理を受けた機体に搭載されています。
全てBMD-006(KES-410A)が採用されているBD-410だと思われます。
BDドライブ基板はメイン基板と紐付けられていますので、BD-400からBD-410に交換または元基板の故障等により交換する必要がある場合は、FSM(ファクトリーサービスモード)による再紐付けが必要です。
CECHA00,B00と各ドライブの対応状況
・BD-400
BMD-001
→動作OK(CECHA00,B00の標準仕様)
BMD-002
→動作するものの、国内版(リージョン00)ではPS1,2が起動できなかった。
・BD-410
BMD-003,KES-400A
→動作OK
BMD-006,KES-410A
→動作OK(最後期ロット、メーカー修理品で採用)
CECHH00,Q00のBD-410もCECHA00,B00で使用できます。
BD-400がCECHH00,Q00で使用できるかは不明です。(現在確認中)
※ホームページに掲載した記事の移植です。
2024.3.30 作成
2025.3.9 修正