青春18きっぷで行く加古川線と赤穂線制覇の旅 | PRYCE16写真日記

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このブログも今やすっかり凸凹凸凹ブログに?(笑)

06:23、宿を出発。今朝はそれ程早くの出発ではないのは…

 

 

06:40開店のいきつけのお店へと向かう為だ。

 

 

朝限定の「ぶっかけ」大盛。揚げ玉はかけ放題。これで390円。二八生麺。お汁が甘辛い。

 


本日は神戸電鉄粟生線制覇を目論んでいたのだが、せっかく青春18きっぷを使用しているのだからと、加古川線制覇に臨む事にした。という事で大阪7:05発の「丹波路快速」なる列車に乗る。例の事故現場横を通り、生瀬~道場間は長大トンネルで抜けまくる。武庫川沿いの旧線は、保津川沿いを行く山陰本線同様に風光明媚だった事だろう。ココ篠山口まで1時間10分。旧線時代の時刻表を見てみると、DD51牽引の旧客と思われる鈍行で1:54~2:37とばらつきがあった。単線故に離合のタイミングの関係だろうから、列車の実力としては1時間54分といった所だろう。宝塚と三田(と相野)にしか止まらないおそらくキハ58と思われる急行が1時間20分前後だった。このデーターを比較するのは難しいが、1本後の福知山線内各駅の列車の場合1時間28分なので、新線及び電化による短縮時間は25分。かつての急行と現在の快速が同じような所要時間といった感じであるようだ(福知山までの時間でも比較したが概ね同様)。

 

 

篠山口から福知山行きに乗り、加古川線と分岐する谷川駅で下車。更に見慣れない車両に乗る。

 

 

加古川線専用車両のようだ。西脇市行き。この谷川~西脇市間の列車本数が少ない為、福知山往復による福知山線制覇を諦めた。

 

 

西脇市からはこんな車両。スカートの部分に記された形式名を見て驚愕。こ、これが103系だと?105系の間違いではないか等と、あまり多くない知識が頭を駆け巡った。

 

 

運転席背後。元々中間電動車ユニットの前後に運転台をつけたのでこの部分は新造ともいえる。面影がなくても仕方がない。

 

 

一方の室内。通称「スーパー103系」と呼ばれたJR西日本の体質改善40N工事施工済車。外から見ても側面には103系の面影がないのだが、それは車内も同様。特徴ある丸みを帯びた屋根までもが内装により見られなくなっており、知らずに乗ったらこれが103系と知る事は無理だ。

 

 

10:40、加古川から新快速に乗る。大阪から真っすぐに来れば52分の所を3時間35分かかった。

 

 

130km運転を誇る魅惑の新快速。

 

 

窓の外には500系の姿。通勤時に毎朝見る事が出来、珍しくもなんともなかったのも今は昔。

 

 

10:55姫路着。西日本名物の単一塗装車群。背後の播但線用103系はスーパー化された上に通常の5色(黄、黄緑、オレンジ、青、エメラルドグリーン)と異なるので見ごたえがある。身延線の115系のようでもある。対する113系は…これでは115系なのか113系なのか区別がつかないではないか!

 

 

12:36、相生を超え赤穂線との分岐点を通過。ココから先は45年位前に一度だけ乗った事がある。当時はまだ80系が走っていたというような頃だったのだが、残念ながら全て113系でなんとなくがっかりしたのを覚えている。結局80系はまったく見る事が出来なかった。

 

 

11:49、播州赤穂駅到着。ココで1時間程待ち時間があるので、街を軽く徘徊する。

 

 

駅前には飲食店のたぐいがまったくない中、蕎麦店の派手な看板が目の前に入って来た。

 

 

十割蕎麦。珍しく普通盛り。今一つ感動がない。普通(二八)の方がイイという店はある程度存在する。朝も蕎麦だった事をふと思い出した。

 

 

その後街歩き。暑いので程々に。

 

 

この手の喫茶店で軽食というのも良かった。なかなか入りにくいが、大宮駅前の「ひまつぶし」と同様と考えれば良さそうだ。

 

 

駅前の花時計。写真のタイムスタンプは12:28なので、概ね合っていそうだ。

 

 

2000年に使用開始されたこの橋上駅舎は、近畿の駅100選に選定されているというが、味気ないようにも見える。

 

 

播州赤穂からは、まさかの115系の、しかも魔改造というか食パンというか、幅広スーパー103系というか。だが103系との決定的な違いは、72系920番台から続く前面窓の傾斜がない所である。この傾斜こそが103系系の前面の意外な恰好良さの要因である事が今判った。

 

 

運転席が無駄に奥行きが長いが、前面展望はまずまず。
 

 

45年位前にやって来た日生。ココから渡し舟に乗って頭島へ数泊滞在したのだが、今は立派な橋がかかり、車で訪れる事が出来るようだ。しかしわずか1km四方に収まってしまうような小さな島に車が大挙するとヘタをすると身動きが取れなくなってしまうのではという予感もする。

 

 

赤穂線の路盤状態は劣悪。上下左右の揺れが激しい。「ダダン、ガガゴゴゴ」の繰り返し。こんな所を80km/hで走って大丈夫なのか?いつか脱線するのではという恐怖にかられた。
 

 

14:04、岡山では未智の車両を沢山見る事が出来た。これはマリンライナー。高松行。

 

 

特急「南風」高知行き。2700系。マリンライナーと共にJR四国の車両。

 

 

吉都線か津山線用のスーパーキハ40系。

 

 

381系を淘汰した273系電車。これにより国鉄型の電気釜特急車両が姿を消した。残る国鉄型特急は185系のみだが、これも風前の灯火。

 

 

15:51、尾道着。思ったより早く着いてしまった。だがこれはひと観光出来そうな雰囲気。

 

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