久々に都心に出る(…先週も出たが)。
早速街歩き。街には魅惑な建物に溢れているが、なくなってしまいそうなものも非常に多い。
せっかくなので生駒軒巡りの第一弾だった(南千住店?三ノ輪橋?を訪れたのだが、のれんは出ているものの営業している気配がない。
こちらの店舗も解体予定の張り紙がされていた(入ろうと思った訳ではない)。
仕方なく近くの街中華を検索。
↑GR3 ↓iPhone14 どっちが美味しそう?
いつもの炒飯餃子を注文。「これは…一口炒飯か?半炒飯でもこんなに少なくはないだろう…」と思ってしまった。流石にそれは錯覚だが、少ないのは確か。まあ最近体重が全く減らないのでイイか。味ば申し分ない。餃子もジューシータイプ。ただ、喫煙可能店であり、店内が明らかに煙草臭いのが難点。隣の喫煙者からの副流煙を少し吸い込み、肺が痛んだ(ような気がした)。
昭和2年12月竣工の千住大橋を渡り、旧日光街道方面へ。
京成本線のガード上を新型スカイライナーがゆく…新型といっても14年も前のデビューだ。
店内は車庫になっているものの、まだ営業している模様。
「2015年8月にオープンした「たこテラス」は、2017年7月23日(日)をもって閉鎖しました」との事。つまりボクが初めて訪れた時には既に営業終了していたようだ。
旧宿場町を徘徊し、やっと本日の目的地傍までやって来た。
本日の目的地。このビルにあるのは確かなのだが、例によって入口が解らず、難儀した。
映画館?スタジオの入口扉。
今日明日の上映内容。日本映像グランプリの入賞作品が2日間に渡って一気に上映される。
お目当ての演目は日本映像グランプリの日本映像グランプリ賞(ややこしい)を受賞したコチラ。
◎作品紹介(本日のポスターに記されていた)
不妊症の女優、失語症の元アイドル、311の津波で被災した男、死を前にした老女優とその娘。出逢うはずのなかった様々な人間の運命を巻き込んで、事態は予想もつかなかった方向へ転がっていく-。
◎感想(ネタバレアリ?!)
3話オムニバスでありながら、3話が微妙につながっている所は10ストーリーズ(の7〜9話)と同等。しかし本作はつながっているというよりは絡まっているという方が適切か。3つの話が時としていったり来たりする。
・第壱話
子供が望めない女が相手と交渉する際の張りぼての腹を愛でる姿が切なかった。最後に子供を渡すシーンの向きが逆では?。ルームメイトトリオであるダンサーが踊るスタジオに既視感。
・第弐話
元アイドルの性格が失語の前後で大きく異なる。楽天スタジアムでのロケだとか、水色のジムニーシエラといった断片的に得ていた情報がつながった。希望に満ちた未来にホッとした。キッチンカーが止まっている商店街のロケ地は後にわずか数秒で特定。流石はロケ探マニアである。
・第参話
老女優の娘が、母への憎悪がそこまで凄まじかったその理由がよく読み取れなかった。映画出演を終えた後の変貌は、いずれ我が家にも訪れるであろう問題であり、今から胸が痛む。
エンドロールに知った施設や人物名多数登場し、興味深かった。色々細かい所にまでこだわり抜かれて製作されている事は判るのだが、そういったものを一度で把握するのは困難。是非とも円盤で入手し、今度は止めたり戻したりしながら鑑賞したい所だ。それは「いささか正常ではない映画鑑賞姿勢」なのではないかと時折不安になるので、最初は出来るだけ映画館で観るようにしている。
野球ネタが突っ込み所満載!。劇中登場する楽天の対戦相手が全てライオンズだが、秋山も山川も森ももういない。実況アナに(おちゃらけていない)堯さん!?。ライトという多少地味なポジションを聞き何やら(筆談で)返答した箇所では、つい声を出して笑ってしまった。
終演後劇場を出ると、弐話ヒロインにして脚本家の方が目の前に。なかば条件反射のように2ショット写真を撮ってもらった。「何と10年振りよ!」との事。いつの間にかものすごい時が経過していた。
ボクのGR3はカスタマイズしまくっているので、他のヒトにシャッターを押してもらうというのが困難。なのでピントが合っていない(親指AFを説明する気力がなかった)。GR2までには存在していたグリーンモードをたかが格好良さの為に取っ払ってしまった功罪だ。同様の理由でP社の大発明であるTAVモードが無くなってしまったのも極めて残念。
ちょっとイイ気分だったので再び千住の街を徘徊。
タコテラスの前にあったタコ足滑り台。
極めて鋭角な三角形の敷地に建つそのまんまの屋号を持つ寿司店。
昔ながらの銭湯。
徘徊終了。気が付けば1時間以上歩き回っていた。何処を歩いたかは不明。
後継車もその後継車も登場し、果たしていつまで現役でいられるか判らない営団8000系。
◎後日談
パンフレット、ブルーレイ、CDという3点セットを酔った勢いで…ではないが購入してしまった。元アイドルが昔出したとして劇中に登場した楽曲のCDジャケットは、出演女優さんの本物の昔の写真が使用されているという凝りに凝ったもの。この一方通行のタイムマシン的な現象こそが写真の醍醐味であり、使命でもあるとボクは思っている。どれも開封はもうしばらくしてから行うつもり。
60.15 17.5