世界最薄(?)レンズをボディーマウントキャップ代わりに?! | PRYCE16写真日記

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このブログも今やすっかり凸凹凸凹ブログに?(笑)

ボディーマウントキャップ並みの厚さ(薄さ)を誇るPENTAX DA40mmF2.8。カメラバッグの中に入れていたり、撮影帰りの電車内でカメラ内RAW現像を行っている時等に突如シャッターチャンスが訪れた時に苦い思いをした事があった為、文字通り使いきれない程たまった淀のポイントを使用して購入。通常この手のものは家に帰るまで開けない主義なのだが、今回は珍しく帰宅途中(というか店を出た直後)に開封し、K-1に取り付けた(写真は帰宅後のもの)。箱や内装(段ボール製)は折りたたんでカメラバッグに入れた。

 

 

まずいきなり撮ってみた所、1枚目から画面周囲の流れを確認。F5.6でこれなので、解放ではもっと悲惨な事になるであろう事は容易に想像がついた。昔のSMCM40mmと同じレンズだろうと思っていたのでやや愕然(←勝手な思い込み)。

 

 

解放で撮影。画面左上の住宅会社の看板が、ファインダー上だけでなく「当ブログ」でも明らかに判る位流れている。

 

 

F16位だとやっとどうにかギリギリ使えそうな感じ。せめてF5.6位から使えると良かった。

 

 

スクエアにクロップして使用する分にはギリギリセーフと言うべきかギリギリアウトというべきか、そんな感じだ。

 

 

以降、絞り解放の絞り優先AEで、適当に街中をスナップ。写真がどうこうというのは抜きにして、画面の4隅にそれらしいものが写っているという基準で選定したので、そういう目で見てみていただきたい。まずは三ノ輪~入谷付近。

 

 

パイナップルの看板の右上部がうす暗くなっているのは周辺光量低下なのか影いなっているのかよく判らない。

 

 

 

 

まあよくみると左下の450円の値札が流れてはいるが、言われなければ判らない。

 

 

 

 

北千住駅から荒川土手までの地域へ移動。

 

 

こんな所が水戸街道?!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この辺からクレヨンしんちゃんの街。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは流石に隅の確認は出来ないが、何となく面白かったので。

 

 

という訳で長々と色々掲載してみたが、4隅が流れていて見苦しいというものはあっただろうか。少なくとも当ブログ程度では言われてもみつけられないような感じだったのではないか。それどころか通常の街歩き写真だと、4隅に重要な何かが写るという事もあまりなく、4隅に目が行くという事もあまりなかった。しかしこれをただ「(当APS-CレンズがFFで)使える」とだけ言うと、「何言ってんだぁ?使えねぇよ!」というような言い争いになってしまう(特に某匿名掲示板等ではその手のバカみたいな論争が絶えない)ので注意が必要だ。なので「ボク程度の技量のヒトがブログやSNSにあげる程度ならばまあ使える」とボクは感じたとしておこう。この最後の「…とボクは感じた」という部分も重要だ。

 

 

 

撮影した写真をパソコンで等倍拡大し、ココから先はちょっと厳しいかな~という箇所をつないでいった所、おおよそこのようになった。直径34㎜といった所か(上の写真は34mm径から逆算して描画)。これなら24×24の画面がすっぽり収まる。そしてAPS-Cの対角線は30mmという事で本当に惜しい所で4隅が流れるという理屈にも合う。


 

 

 57.40 14.3