筑波山移動運用?の後、恒例のいつもの筑波鉄道廃線跡紀行?!(現役鉄道と現役蒸機もほんの少々) | PRYCE16写真日記

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このブログも今やすっかり凸凹凸凹ブログに?(笑)

昨日から昨夜の成果。少し増えたものの、昨年の大雪に比べたらまったくもって大した事がない。

 

 

今週もまた「移動運用」恒例の、筑波鉄道廃線跡巡り。これは常陸北条駅。

 

 

駅舎のあった辺りは民家に転売されている。FALimited43mmで、例によって木の枝撮影。もはや樹木専用レンズとなりつつある?!(笑)。背景はボケボケともパンフォーカスとも言えない中途半端なボケだ。

 

 

絞りをF2まで開けてみた。やり過ぎだ(笑)。

 

 

不動峠経由で山に上ると、日陰部分はご覧の通り。雪道走行は百戦錬磨だが、だから故にこの平野部の日陰で、交通量皆無で、しかも溶けかけという状態が最悪である事を良く知っているので、慎重に進んだ。特にこの後の勾配中の箇所では何度もブレーキテストを行う。ゆっくり歩く程度の速度からでもかなりガーガー行ってなかなか止まらない。普通に走っていてこんな箇所に突入したらアウトだ。

 

 

いつもの休憩地点。

 

 

 

 

 

早速、こんな距離が表示される。距離と方位から館林付近と思われる。ココの標高が380m程なので、地上相手だと80km位が限界だ。なのでまあまあ健闘したといえるか。

 

 

更にはこんな数値も。秩父の牧場とか言っておられたような気がする。100km超えまであと少し!

 

 

このような名所があるのだが、電気も水道もないさびしい場所だ。

 

 

再び筑波鉄道跡巡りに戻る。常陸大貫駅跡には待合室風の休憩場所がある以外、痕跡は残っていなかったが、それもその筈、当駅は戦時中の廃止だそうである。

 

 

酒寄駅跡。ココは路盤が道路に飲み込まれてしまっている区間である。なのでこのような看板を頼りにしないとまったく判らない。が、この案内看板にも、駅跡である事は特に記されてはいない。ナビに打ち込んだ情報がなければ気付かず素通りしてしまっていた事だろう。

 

 

だが同地点にあったバス停には、極めて明確に、ココがかつての駅であった事が記されていた。

 

 

樺穂駅。かつては切り出された石の搬出で賑わっていたらしい。

 

 

駅舎があった辺りまで車で乗り入れる事が出来る。(だから何という事はないが)

 

 

次の雨引駅をワープして、別の駅へとやって来た。駅舎があるだけでなく、何と線路まで残っている。まあそりゃあ現役の駅だから(笑)。

 

 

そしてSL列車までやって来る!このC11は調子が悪いようで、しかも財政難を理由に売りに出されているという。保存SLを直すのに比べたら遥かに楽だと思うのだが、T武鉄道は手を出さないらしい。

 

 

調圧器には何故かC58 239と記載されている。あの動態機とは一体何の関係があるのか?

 

 

背後にはDE10の姿が。こういう補機付きだったり、「気動車」を牽引したりというのはまったくもって魅力半減である…というのは勿論ウソで、筑波鉄道跡で遊びすぎて、上りSL列車に際どい所で間に合わず、真岡までの折り返し普通列車を迎えた写真を逆順に掲載したというのが実情だ。しかしDE10が牽引する50系客車が稼動しているのも全国でココだけな訳であり、考えてみれば感慨深い。

 

 

この手のホーム跡は今まで散々目にして来たが、ココもまた線路が残っている。かつて北海道の廃線跡を散々巡ったとき、あまりの壮絶さに途中ですっかりイヤになってしまったが、その時にも現役路線の駅を訪れて救われたという事があったが、今回もまたその時の縮図のようだった。

 

 

駅のなくなってしまった場所に残る駅前倉庫というのも、かつてイヤという程見て来た。だがココにはまだ駅も線路もある。こんな何気ない風景が、ものすごく素敵である事が身にしみた。

 

 

駅舎は新しいが…(笑)。しかし贅沢を言ってはいけない。こういう光景もまたイヤという程前例がある。特に金持ちのJR東さんのローカル駅には特に多い。逆に西日本さんは車両も駅舎も、いつまでも大切に使い続けていて好感が持てるというものだ。

 

隣の騰波ノ江駅。こんな調子で常総線の全駅を巡って行こうとしたのだが、すぐ背後から上り列車が迫っているようで、駅には迎えの車が多数止まっていた。乗りもしない鉄道ファンがあまりウロウロする状況でもないと思い、ココでやめて、帰路についた。
 


本日の走行軌跡(の一部)。黄色いピンは30秒以上、青いバルーンは3分以上同じ位置にいた事を示している。かつて1秒間隔や5秒間隔で位置情報を記録されたデーターは、停車時に位置がフラフラと動き、見ていて見苦しかった為、これを排除しようと四苦八苦の末にアルゴリズムを完成させた。それは帰宅後にパソコンで処理するものだったが、今回はメモリー節約の為にロガー内で行った。生データーは失われるが背に腹は変えられない。複雑な処理ではあるが、既に実績のあるアルゴリズムであり、パソコンで処理したのとまったく同じ結果が得られた。

 

 56.4 13.7