自分への誕生日プレゼント(?)と、星空撮影 in 水上 | PRYCE16写真日記

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このブログも今やすっかり凸凹凸凹ブログに?(笑)

昨日は誕生日。遂に大台に乗ってしまった。残念だったので、自分への誕生日プレゼントでも奮発して気を紛らわす。K-1を購入してから急にPENTAX熱が芽生え、10年以上前に友人から(撮影現場で)中古購入した*istDsに電池を入れて遊んでいたのだが、やはりFF用のレンズをつけていてもイマイチしっくりとこなかった。なのでAPS-C用の安価な標準ズームでも買おうとしたのだが、レンズメーカーからはそれよりも安くてF2.8通しのレンズ(A16)が出ていて非常に迷う。とココへ、純正の2.8通しレンズが半年程でぐんぐんと価格が下がり、底値のようだったので更に迷う。淀にも随分と通った。2週間位迷った所で、K-1を購入したメーカーの販売員さんをつかまえ、ネットよりも安い価格を提示いただいたので購入した。我が家では3本目の★レンズとなる。

 

 

早速、庭の様子を撮ってみる。当ブログで使う分には特に問題ないが(それはコンデジだろうがiPhoneだろうが同じだ)、最短側で絞りを開放にすると、元写真は壮絶だ。「開放でやわらかく、絞れば美しい…」と、まるで安物レンズのような評が多く見受けられたので覚悟はしていたが、この最短開放状態では「何処にもピントが合っていない」というのが正しいような気がする。

 

 

K-1にとりつけてみると、このような不思議な絵になる。我が家の往年のAPS-Cサイズのカメラはピント精度がイマイチ怪しいかったのだが、ボケボケ具合はK-1でも同じだった。つまり旧来機のAF精度が悪い訳ではないという事だ。実際には中央のAPS-Cサイズ部分を使うクロップ機能がK-1には備わっており、フルサイズで3600万画素のK-1は1600万画素のAPS-C機としても使用可能だ(それでも我が家ではGR2に次ぎ、WG-30とタイ。気付けばみんなRICOH製品ではないか!笑)。となる。また6×6のような正方形モードも存在するが、このレンズではギリギリ4隅がケラレる。がしかしそんな画像でインスタに投稿するのもオツなものではないか。

 

 

またいつもの被写体(笑)。大口径レンズ(という程でもないが)らしく背景がボケてはいるが、あまり感動的ではなく、そして当ブログ程度のサイズではあまり目立たないが、車も何となくボヤけているというか、クリアーではない。

 

 

ほぼ同じ位置から真上を見上げた所に咲いていた梅の花。やはり元写真にはカリッとした部分が一切ない。*istDsは最低感度が200で、1/4000秒までしかない為、晴天時に開放で使うのはかなり厳しい。

 

 

接写性能の確認兼、AF精度の確認。先日インダラなAF調整を行ったのだが、一応は当レンズでもおおよそ正しく合っているようだ(精密に確認する為にはブツ撮りではなく、テストチャートのようなもので行わないと精度が出ない)。だがそのカウリング部分も何やら不鮮明だ。

 

 

開放では怪しげな性能だが、絞ると流石にカリカリとなる。テスト撮影に使用した機体が「ゼロ戦」ではない点がシブい。本日は庭の木を切りに植木屋さんがやって来る為、車をどかさなければならず、しかもその後戻さなければならないので旅行にも出かける事が出来ず、やむなくこんな写真を色々撮って一日ヒマを潰した。

 

 

16時を過ぎてからやっと出発する事が出来た。まずはこんな店で腹ごしらえをしてから、筑波山に星でも撮りに行こうかと思ったのだが、天気が悪い(快晴でなければならない)のでやめて、関越方面へ。

 

 

22時に道の駅みなかみに到着。幸いにも空は晴れていたが時既に遅く、オリオン座が山に没する直前だった為、大慌てで機材をセッティング。アストロトレーサーの設定は多い(…ので、ユーザーモードに登録しておくと便利とガイドブックには記されていた)が、シャッターをバルブにして、GPSをONにして、アストロトレーサー機能をONにするだけである。この程度ならば10秒もあれば設定出来る(←本当はユーザーモードの登録の仕方が判らない、笑)。

 

 

だが日頃等ブログで使用している600×400程度にリサイズしてしまうと、多くの星がつぶれてしまう。なので同じ写真を1600×1060でも載せてみたが、これを拡大してみても所詮は知れている。せっかくの高解像度の満点の星空写真も、当ブログには載せる事が出来ないようだ。

 

 

せめてもの用途として、画面に小さく写っているオリオン大星雲を等倍で切り出してみた。こんな載せ方が精一杯だ。今回使用したのは645用の200mm。高解像度を誇る(と思われる)645レンズでも、この拡大率ではかなり厳しい。300mm+テレコンを使用したい所だ。

 

 

まもなく関越道に沈むM42。アストロトレーサーの稼動と30秒の露光により、橋がブレるという不思議な絵となった。

 

 

今度は645用35mmを装着し、やはりアストロトレーサーを稼動させながら、本日のロケーションを記録。よく見ると森君が不鮮明(ピントが合っていないだけかもしれないが)。残念ながら到着から40分で空が曇ってしまった。それでも元画像にはおびただしい量の星が雲と共に写っているのだが、やはりリサイズにより、90%位が消失してしまっている。道の駅としては異様な暗さを誇るものの、街灯がない訳ではないし、西の空は「ノルン水上」の夜間整備の光でかなり賑やかである。都心や、都心ではないが我が家のベランダに比べればマシだが、今後はもっともっと暗い場所を求めて彷徨う事になりそうだ。

 

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