bootleg | Aprikos blogg

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色々ありますが、それでも前を向いて生きようとしているMtFな私の天然ブログです。

こんにちは。(^^)

世間では3連休…羨ましいです。( ; ; )

私は現在仕事中。( ; ; )


休憩中にこのようなものを発見しました。




お借りしました。

…アップされた方のお名前、ドイツのロックバンド「KAN」のベーシストのお名前をもじっていますよね?(^^;;

それは置いといて、

少し前に販売されていた完成前のマルチトラック、いわゆる「ブートレグ」と言われる音源です。

これは、YMOのセカンドアルバム「ソリッド・ステート・サヴァイバー」のA面最初に収録された「TECHNOPOLIS」という楽曲のベースとドラム、あと有名なヴォコーダーの音が聴くことができます。(^^)

シンセベースは、教授こと坂本龍一さんがシーケンシャル・サーキット社のプロフェット5というシンセで手弾きされ、これまで不明瞭だった部分までがハッキリと聴き取れます。

更に驚かされたのが、エレキベース担当の細野晴臣さんの演奏で、跳ねるようなチョッパー演奏だけでなく、サビの部分など一部のベース音を補強するために演奏されていたという事実は、この音源で初めて知りました。こういうのって、楽譜には書かれてないのですよね。(^^;;

どうしてもARP Odysseyでの演奏のイメージが強すぎて、コレでベースを全て演奏されていたのかと勘違いしていました。(^^;;




本来、レコード会社やアーティストが管理していて、表には絶対に出てこない制作途中の音源なのですが、こうして公開される事で判る事もあり、ファンにとってはお宝なのです。が、時々どうして流出したのかわからない音源が出回る事もあり、そのモラルとの葛藤があったりも致します。

以前、The Beatlesがパーラーフォンでデビューする前に、デッカ・レーベルに送ったオーディション音源が、テイチクレコードから「シルバー・ビートルズ」の名前でCD販売されて、大問題になった事があります。なので難しいのですよね、こういった音源の扱いって。(--;;

今回の音源は、公式に発表されたものだそうですが、万が一、大好きなアーティストのブートレグ音源が手元にやってきた時にはまずはそれが公式に発表されたものなのか? 確認の必要があるというお話でした。(^^;;


ヒマワリあぷりこっと