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色々ありますが、それでも前を向いて生きようとしているMtFな私の天然ブログです。

こんばんは。(^^)

 

ただいま午前0時…

 

ミッドナイトですね(をい)ゞ(^^;;

 

ラジオでは、ジェットストリームが放送されている時間です。が、今日は趣向を変えまして…

 

かの国の暗号放送でも(をい)ゞ(^^;;

 

 

意外に知られていませんが、日本という国はトルコのイスタンブールと同様、世界中のスパイで入り乱れている国だと言われています。

 

ネットの時代ですから、上海でもクアラルンプールでも、エロマンガ島でもどこからでも情報を得ることは可能なはずなのですが、ネットで手に入れられる情報って、国や大企業の、それも最奥部にあるサーバーなど以外からのものは、あまり価値がなかったりするものです。(^^;;

 

しかし、生身の人間からの情報は、ネットや文献、メディアなどに出ていないものが多く、そこからアクセスできる情報は時として国の命運を左右しかねないほどの重要なものであったりします。

 

もちろん、スパイの役割は情報収集だけに限らず、世論の操作や、デモの扇動など、あらゆる手段を用います。これを行う目的はただ一つ。国の利益を得るためこれに尽きます。

 

なので、私たちはいつの間にかCIAやMI-6、KCIA(大韓民国国家情報院)などの掌で踊らされている…カモデスヨ?(をい)ゞ(^^;;

 

それはさておき、この国に潜入しているスパイたちが活動するためには、本国からの指令を待つ必要が出てきます。指令を出す方法はいくつかありまして、無線機でやり取りをする場合もあれば、手紙などでやり取りをするケースなどがあります。今は行われていないかも知れませんが、新聞の広告に…と、これ以上語ると怒られそう(どこに)。A(^^;;

 

まぁ、今まで語りました内容は、スパイ小説を書かれている作家さんなどにとっては初級情報ですので、私の知識なんてその程度なのでアレですが。(^^;;

 

ただ、今でも短波放送を利用して指令を出している国があることは事実です。それがいわゆる「暗号放送」と呼ばれるものです。

 

BCL(ラジオ放送を聞いて、電波状況や放送内容などを記録して、それを放送局に報告したりする楽しい趣味)マニアの間ではかなり前に知られていましたが、20世紀が終わるあたりでその放送も終了し、ラジオの時代の一つが終わった…と思われていました。

 

しかし、2016年になって新型の暗号放送が始まり、マニアを騒然とさせました。

 

ただ、2000年までの暗号放送と違い、ひと月に4回ほどで、その内2回は再放送と、かなり減っています。前は毎晩決まった時間に放送されていたのですが、今は隔週金曜日と隔週日曜日だけになっているようです。中波放送(いわゆるAM放送と呼ばれる帯域のことです)でも放送されているのですが、私の所では韓国か中国のものか分かりませんが、ジャミング(妨害電波の事です。略してジャムと呼ばれることもありますが、ジャムって「故障・トラブル」などを指す場合もあり、混乱を招きますので注意が必要です(^^;; )がかかっていますので、聴きとることが出来ません。

 

現在の暗号放送については、マニアのバイブルの一つ、「ラジオ・ライフ」で解説されていますので、そちらに譲りますとして、当時は

 

 

これに近い暗号表を用いて指令を解読していたようです。(^^;;←わざわざ作った暇人

 

これだけでは完ぺきではありませんが、例えば「むかしむかし、あるところに」というのを暗号にしますと、先ず、「む」は、縦の数字では3、横の数字では4となり、「34」と、表せます。

 

ですので、例文を暗号に変換しますと、"34 19 28 34 19 28 90 10 32 57 59 52 26"と、なります。

 

ただ、この暗号では、数字に規則性が見られますので、そこから解読される危険があります(シャーロック=ホームズシリーズの中で登場しました「踊る人形(初出:『シャーロック=ホームズの帰還』1905年発刊 第三短編集)」では、ホームズが暗号に出てくる踊る人形の規則性から最も頻繁に使われる英文字を当てはめて、解いていくシーンが描写されています)。

 

これを更に読まれないようにするために、でたらめな数字を並べた「乱数表」というものを用いて乱数に変換して、放送されていました。解読にはこの乱数表を用いて暗号数字に変換して…と、逆の工程を経ることになります(ビジュネル暗号の一種)。(^^;;

 

乱数表については一定の期間で更新されますので、たとえ偶然、暗号表を手に入れられたとしましても、次の暗号が解ける保証はありません。実は、インターネットの世界でもこれに近い手法で暗号を生成してハッカーなどに解かれないようにする技術が存在しています。暗号って今ではネットでのお買い物やSNSでのヒソヒソ話などを行う際に大活躍しているのですよね。

 

より安全性の高い暗号技術を完成させることが出来れば、億万長者も夢ではありませんが、量子コンピューターが出てきましたので、画期的な暗号技術もあっというまに…A(^^;;

 

ちなみにインターネットのセキュリティー会社では巨大な素数を用いた暗号がつかわれています。素数は非公開でセキュリティー会社の最深部の金庫の中に厳重に保管されているそうです。まさに現代の情報化社会を支えるキーデバイスなのですね。(^^)

 

って、長くなりましたが、真夜中という事で変なことを思い出して記事にしてしまいました。A(^^;;

 

暗号表は自由にコピペして使ってください。オリエンテーションなどのレクリエーション活動(宝探しなど)にでも利用されますと嬉しいです。(^^)

 

参考リンク…暗号の歴史(シマンテック PDF形式)

 

 

ヒマワリあぷりこっと