今日はとても悲しいニュースがありました。
いくらその作品の価値が分からなくても、廃棄はないかと。( ; ; )
いくつかのサイトでこのニュース、紹介されていまして、そこのコメントも見てきたのですけど…悲しい〜( ; ; )
人によって価値観は確かに違います。その作品に価値を見出す人もいれば、ゴミだと吐き捨てる人もいるでしょう。
けど、自分の物差しだけで決めつけてしまって廃棄してしまったというのは、やっぱり悲しいです。
わかりやすく言えば、「あなたの研究やこれまでの努力で得た知識などは、世の中にとって無意味だから、全て捨てますよ」って、見知らぬ誰かの価値観のみで全否定されたらどう感じますか?
もしかすると、今回の絵を描いて寄贈されたら画家さんも、それを承知だったかも知れません。
けど、その絵に価値を見出して、欲しいと思う人もいたかも知れません。世の中、どこにファンが隠れているか、分かりませんから。
と、考えると、捨てる前に、欲しい人(団体)募集をかけてもよかったのではと、ただただ残念でなりません。
昔の話になりますけど、私、高校生の頃にバイトをしまして、そのバイト代を貯めてやっと念願のCDプレイヤーを購入出来るまでになったのですけど、その時、余ったお金で大好きなミュージシャンのCDを買ったのですよね。
嬉しくって、そのCDをコッソリ眺めながら、予約したCDプレイヤーが来るのを待ち焦がれていた時、父が私の部屋に入るなり、
「こんなモノに金使いやがって!」
と、その大好きなミュージシャンのCDを奪い取って目の前で踏み潰したんです。
父にとっては、バイト代を家族のために使わなかったのが気に食わなかったのでしょう。母やおばあちゃんに相談していたことも気に入らなかったのでしょう。
けど、今まで父に何を話しても一切聞いてもらえず、父の意向のみで全てを決定させられていた我が家にとって、相談するまでもなく、すでに結果は見えていました。ですので、父へは母から話だけでも通してもらえるよう、事前にお願いしていました。
ですが結果は最悪でした。
私の持つ価値観を真っ向から否定されただけでなく、大事にしていたものも壊された。怒りも込み上げましたが、それよりもものすごく悲しかったです。
父にとっては私の価値なんてその程度。
しかも数日後、カーステレオの分割支払い契約書を持ってきて、
「CDプレイヤー購入を許す代わりに、これをお前のバイト代で支払え!」
って、交換条件突きつけられましたからね。もうね、ホント、殺意すら覚えましたよ、その時は。
けどCDプレイヤー欲しかったし、これ以上母たちに迷惑もかけたくありませんでしたので、泣く泣くその条件を飲みまして、卒業まで頑張りました。
価値観が違うのは許せても、それを自分の物差しで他人の価値観まで否定されるのは、やっぱり嫌なものです。
絵の場合も、大学生協側にとってはただただ邪魔だったのでしょう。けど、作品を全否定するのも違うのでは?
教養を磨けとまでは申しませんが、もう少し、絵に対する配慮(?)があったら良かったのにと、そんな事を思いながら、私の嫌な過去もついでに思い出してしまいました。
![ヒマワリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/203.gif)
長文、乱文になってしまい申し訳ございません。m(__)m