またまた、a-haネタでごめんなさい。
でもこれだけは是非見ていただきたく。(^^)
a-ha - Take On Me(Official Video) / RHINO 公式ビデオ YouTubeより
1986年に、MTVで公開されると、これまで見たこともない鉛筆画のアニメーションと実写を組み合わせた映像は、当時の映像作家達に大変な衝撃を与えました。
アニメーションと実写の合成は意外に古く、ディズニーの「ファンタジア(1940年)」にも用いられていましたので、それだけでは別に珍しくはありませんが、途中の鏡の世界のような表現部分や、lead vocalのモートン・ハルケットが、鉛筆画と実写に交互に変化する部分などが大変見事で、斬新でした。
事実、某炭酸飲料メーカーなどがこの手法を真似たCMを作ったりしています。
一瞬CGの様に見えますが、当時CGは、DEG社のVAX-11やシリコングラフィックス社のindigo、クレイ社のスーパーコンピュータなどの高価なマシンで作るしかなく、大変手間もかかる上に費用もかかり、ルーカスフィルムとかディズニー、日本ですとJCGLという専門の会社ぐらいでしか当時制作出来ませんでした。なので、このヴィデオ・クリップでは手描きで作られています。
#アニメーターの人、死ぬほど大変だったはず。(^^;
今観ても、ファッション以外はあまり古さを感じない、傑作ヴィデオだと思います。(^^)
![ヒマワリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/203.gif)
アニメ初の3D-CGを取り入れた「ゴルゴ13」は、大阪大学の大村さんを中心にしたチームとトーヨーリンクス(現在はIMAGICA(旧:東洋現像所))が開発した独自のスーパーコンピュータで制作されました。冷却に扇風機を使用していたりと手作り感たっぷり!(^^;