こんばんは。(^^)
何とかインフルエンザから復帰いたしましたが、体力低下なのか、帰ってきたらすぐにバタンキュー(^^;;
更新が遅れてしまいました。A(^^;;
休んでいる間に、SONYがVAIOブランドを手放して、テレビ事業を子会社化するというニュースが入ってきまして、ちょっと驚いてしまいました。SONYの経営状況、かなり悪化しているようですね。
ただ、経営悪化は今に始まったことではありませんでしたので、どこかで事業の見直しが行われるだろうなとは思ってはいましたが…ちょっと遅すぎたような気も致します。
VAIOブランドのパソコンって、他のメーカー製のものよりは割高でしたが、ビデオ編集に特化していたり、薄型で鞄に入れて持ち歩いたり、早くにビデオチャット用のカメラが内蔵されていたりと、結構とんがった部分があったように思いましたが…ここ最近のものは、安いモデルばかりが目立っていましたので、どうしたのかな?とは思っていました。
その辺りの理由は、東洋経済新聞の記事などで書かれていましたけど、何だかなという感じで。(--;;
ただ、VAIO、ここまで凋落させる前に、何とかできなかったのかなと、残念でなりません。
で、素人のおばさんである私の、これまた素人考えなのですが…
何だか、SONYって、数年後には、金融会社に変化しているのではないかと凄く心配。(--;;
と、言いますのも、最近のSONYを見ていますと、モノ作り部門やコンテンツ部門が元気ない反面、銀行などの金融面が元気に見えてしまうのですよね。気のせいでしょうか?
ただ、SONYが創業時の頃からのソリッドなモノづくりを辞めてしまうのは考えづらいですが…それでももしや…
創業者の井深大さんが、お亡くなりになった直後の友人だった本田宗一郎さんのことを忍んで出された「わが友・本田宗一郎」という本の中の終りの方に掲載されていました、亡くなる前に行われていました対談の中で確か、「お金でお金を生む仕事をする※ようになってはいけません。モノづくりを辞めてしまったら、会社はダメになってしまいます…」みたいなことを、お二人とも仰っていたような記憶がございます(今手元にその本がないものですから、記憶のみで書いています。間違いでしたらごめんなさい)。私も同感で、ホンダやSONYがモノづくりを辞めてしまうなんて考えにくいです、って言いますか、やめたらダメだと思っています。
しかし…
かつて、カセットテープやCDなどの規格で世界のオーディオを牽引していました、オランダのフュリップス社は現在、オーディオ部門から撤退して、わずかな家電製品とグルーミング製品を残して、現在、医療関係に大きく軸足を移しているように、どこかで変化することも大事だろうとは思っています。Appleも、ジョブスが復帰した際に最初に行ったのが、Macのラインナップの整理と、不採算部門の閉鎖などの、選択と集中でした。
会社存続のために、そういった見直しが、漸くSONYでも始まったと思っています。
あれだけの会社ですので、とんがった面白いワクワクさせる製品を開発できる人たちも大勢いると信じていますので、時間はかかるかも知れませんが、そういったモノづくりの現場を育てていって欲しいと期待していますが…噂によると、今の経営陣の多くが、イノベーションを起こしたモノづくりに携わってない世代だとも言われていますので、そこが凄く心配。(--;;
一ユーザーながら、行く末が心配になっているのでした。
あぷりこっと
VAIOがもう少ししっかりしていましたら、Appleのように、デジタルハブとしての役割もあったはずですが…音楽や映画、ゲームなどのコンテンツを多く抱えていますから、それらを生かすことが出来ると思うのですが…
※金融業などを批判しているのではなく、当時行われていました「土地ころがし(地上げ屋とかがいた大変な時代でした。殺人事件や自殺者が出たりと…)」に代表されるいわゆる不動産バブルなどを嘆いての発言だったと記憶しています。