星めぐりの歌 (^^) | Aprikos blogg

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色々ありますが、それでも前を向いて生きようとしているMtFな私の天然ブログです。

こんばんは。(^^)

先ほど、出先のショッピングモールでお買い物をしていましたら、伝記コーナーから聞き覚えのある音楽が。(^^)

今度のソニーの4KテレビのCMから、「星めぐりの歌(作詞・作曲:宮沢賢治)」が流れていました。

リンク先…SONY BRAVIA 4K SOUND CM

この曲は、宮沢賢治の著書、「双子の星」や、「銀河鉄道の夜」にも出てきますので、ファンには凄く馴染のある曲です。(^^) とても幻想的で、いい曲です。

実は私、この曲を聴いて、泣いたことがあるのです。


5,6年ほど前でしょうか、当時、あまりお客が来ずガラガラで、危機に陥っていたプラネタリウムで大変な革命が起きました。それまで、星座や星々だけを映し出していたプラネタリウムのドームにいっぱい、星々などにまつわる物語を映し出すようになったからです。

その、物語でもひときわ完成度が高かったのが、KAGAYAプロデュースによる、「銀河鉄道の夜」。

美しいCGと、これまで想像もしなかったような立体的な動き。デジタル技術により、プラネタリウムの投影機も凄い進化を遂げ、これまで観たこともない映像世界が眼前に広がり、あの賢治の世界にあたかも自分が立っているような、そんな錯覚すら覚えるような素晴らしい作品でした。プラネタリウムだからこそ出来た作品だと思います。(*^^*)

その中で、挿入歌として流れていた、「星めぐりの歌」の詩と、澄んだ歌声に、ジョバンニとカンパネルラの物語が重なり、思わず涙してしまったのです。この曲は色んな人が歌っていますが、この作品での歌が私は今も一番好きです。(^^)


作品中で出てきた楽曲は、音楽家の加賀谷 玲さんの手による編曲で、MIGAさんの澄んだ歌声で収録されています。大変素晴らしい作品なのですが、一般にあまり知られていないのが残念です。

アルバム自体が一般のCDショップではなく、プラネタリウム館や科学技術館での販売が主流でしたので、なかなか知られることがなかったのかも。(^^;;

本当に良いアルバムですよ。お薦めいたします。(*^^*)


プラネタリウムでの上映もすでに終わっていますので、この感動を体験していただくことが出来ないのが本当に悔やまれます。

ここだけの話ですが、この作品、実は別館の中でも以前取り上げたことがあるのですよ。(^^;; かなり思い入れがある作品です。

もしかすると、Amazon等では入手可能かもしれません。見かけましたら是非!(^^)

因みに、ナレーションは、サンシャインスターライトドーム満天上映版では、室井滋さんですが、私の観ました全国上映版は、桑島法子さん(ケロロ軍曹、日向冬樹君の声(代役。後に2代目)や、宇宙戦艦ヤマト2199の森雪の声などで有名です)と、大場真人さん(ONE PIECEのナレーションなどで有名です)のお二人でした。(^^) このお二人のナレーションの入ったCD出ないかなぁ~♪


あぷりこっと
現在、流れているSONYのCM版は、元ちとせさんの歌です。(^^)