白いんです、808 (^^) | Aprikos blogg

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色々ありますが、それでも前を向いて生きようとしているMtFな私の天然ブログです。

♪C'est une chanson qui nous ressemble. …

やっぱり、Yves Montand さんの歌が一番好きです。(*^^*)
この季節になると聴きたくなるのですよね♪
あ、Miles Davisのトランペットでの名演奏盤も大好きですよ。(^^)

こんばんは。(^^)

日ごとに寒さが増してきていますが、いかがお過ごしでしょうか?

私は今、調子が悪いです。今日も暖かくしてゆっくりしたいと思っています。(^^;;

さて、調子が悪い日は、趣味で気分転換です。(^^)




リズム隊を軽快に打ち込み打ち込み~(をい)ゞ(^^;;

って、そっちの808ではなくって、





こちらの808です。(^^)

シャープのEL-808という機種でして、いわゆる据え置き型の電卓です。(^^)

1974年の発売で、初期の液晶電卓になります。因みに、この前年に世界初の液晶電卓、EL-805が発売されています。単3電池一本で100時間以上稼働すると言う事で、大変な衝撃を与えました。

因みに、808ちゃんは、単3電池4本使用します。電池の数が増えてしまいましたが、その分動作速度が速くなっています。(^^) 805ちゃんはちょっと動きが遅く、当時、お化け電卓のあだ名も付けられてしまったほど。(^^;;





ぱっと見た感じですと、液晶表示部が見当たりませんので、おや?と、思われるかもしれません。(^^;;

電卓に詳しい方でしたら知っていらっしゃると思いますが、この当時、表示部のない電卓が存在していたのですよね。で、どうやって計算結果を知るのかと言いますと、ロール紙にプリントアウトして知るのでした。(^^;; このプリンター電卓についてはまた後日に。(^^;;

でも、ちゃんと液晶表示部はこの子には存在しているのですよ。(^^)





この丸いボタンを押しますと…





こんな感じで表示いたします。(^^)

今の電卓の液晶と違い、白いですよね。(^^)

この電卓に使われている液晶は、今とは違い、動的錯乱型(DMS)と呼ばれているものが使用されています。現在主流の電界効果型(FEM)とは違い表示部がきれいで寿命も長いのが特徴なのですが、FEM型よりも電気消費量が若干多く、製造コストもかかっていましたので、後に消えてしまうのでした。う~ん、残念。(;;)

ですが、長寿妙な液晶ですので、今でも現役で使える個体が多く存在しているのでした。(^^)
私はこの液晶、好きですねぇ~(*^^*)

因みに、何故ふた付きかと申しますと、明るい場所でも見やすくとの配慮からなのだそうです。液晶の斜め上には、透明なアクリル製の採光窓も付けられています。(^^)

この電卓、何人かの知人に見せたのですが、初めは白い液晶を、発光ダイオードと勘違いなされる方々が多かったですね。(^^;; 液晶だと教えますと皆一様に驚いていました。(^^;;

さてと、ちょっと葛根湯を飲んで睡眠をとりますね。(^^)

それでは、お休みなさい。


あぷりこっと