恐怖のお話。 | Aprikos blogg

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色々ありますが、それでも前を向いて生きようとしているMtFな私の天然ブログです。

こんにちは。(^^)

現在、お家でインフルエンザを体から追い出すために、大人しくしているアプリコットです。(^^;

地元の番組、「マッポス!(宮崎の方言で、「真ん中」という意味の言葉です)」を観ている所です。
…45分になったら、「純×愛」に変える予定ですが(をい)。ヾ(^^;

少し回復しますと、ブログを書く気力も沸いてきまして、キーボードを叩いている次第です。(^^;

恐怖その一

インフルエンザを追い出すために、お医者さんが処方したお薬が、「タミフル」でした。

この薬に関しましては、以前、ニュースにもなりましたように、幻覚や、心臓停止などの副作用の話を聞いていましたので、何度もお医者さんに安全面に関してしつこく問いただしてしまいました。

お医者さんのお話ですと、「インフルエンザ脳症などの重症な状態、または、未成年者にはその危険性も言われてはいますが、タミフルとの因果関係については、まだ立証されていません。ですが、インフルエンザの治療にもっとも有効な薬であることは確かですし、成人の方で幻覚などの副作用が出たという報告は今のところありませんので、指示通りの処方内でしたら安全な薬だといえます。」と、のことでした。(^^;

その後、「薬が有効に効くのは、インフルエンザの菌に感染してから48時間以内ですので、お家に帰りましたら、すぐに飲んでください」と言われまして、帰宅して、お粥さんを食べた後に、恐る恐るタミフルを飲みました。一緒に、ボルダレンと、ムコスタという薬も飲みました。

それから、真夜中まで横になっていましたが、幻覚などを見ることもなく、無事に過ごすことが出来ました。(^^; 眠る前にも飲んでくださいとのことでしたので、真夜中にもう一カプセル。(^^;;

朝夕に一カプセルづつとの指示でしたので、今朝も飲みましたが、今のところ無事です(をい)。ヾ(^^; でも、いい噂のない薬でしたので、やっぱりすごく怖かったですよ。(;;)

これで、早く治ってくれればうれしいのですが…

恐怖その二

大阪の高校の体罰による自殺事件を聞いて、本当に驚いてしまいました。

体罰によって未だに生徒の心を縛り付けている実態と、それが日常になっている学校や、常識として根付いている人々がいるということに。

これって、かつての帝國主義の頃の日本に似ていると思いました。と言いますか、軍国主義時代の教育方法が未だに息づいていることに、恐怖を感じてしまいました。

これって、今私が勉強しています心理学の中でも出てくる現象でして、「不敗幻想」と言うのだそうです。

ある意見が「正しい」事だと信じられてしまうと、「あれ?おかしいな。変だな」と言った「異なる意見」が排除されてしまうのだそうです。つまり、そこで思考が停止してしまうのですよね。

こうなってしまうと大変で、例え、殺人であろうともいとわずに、「組織のため、これが常識」との思考になってしまい(かなり極端に思われるでしょうが、戦前の大本営は、そのような思想を国民に植え付けてきていました)、罪を犯すことに抵抗を感じなくなってしまうのだそうです。

これには、「集団心理」というものの大きな落とし穴がありまして、それが常識だから、皆が言っているのだからと、「責任感」が薄れてしまい、罪の大きさに気づきながらも、そこから目を背けてしまうらしいのです。

で、もっと厄介なのが、この心理の中で育った人々の心に根付いてしまった「常識」と言うものでして(心理学では、これを、「普遍性」と言うのだそうです)、これが、今回の事件が明るみになっても、「愛のある顧問だった」とか、体罰を肯定してしまうばかりか、それは違うのでは?と、疑問を投げかける私たちに対しても敵意をむき出しにしてくるわけでして…

冷静に考えれば、愛の鞭という名の「暴力」で支配できるのは「恐怖」だけであり、個人個人の成長にはなんら繋がっていないと分かるはずなのですが…大変残念です。(--;

校長先生からして隠蔽に加担していたり、遺族のお母さんに対して、OB達が非難をしたりしていると聞きますと、この集団心理の恐ろしさをまざまざと見せ付けられたようで、恐怖を感じてしまいました。

そして、これは、今の日本全体の社会を支配している問題へと繋がっているような気がするのです。パワハラとか、内部告発できない状況とか… (--; これでは子供たちに「大人は信用できない」と、言われても反論できません。(--;

私自身、偉そうなことが言える身分ではありませんが、少しでも住みやすい社会になるように、自分自身に出来る範囲で貢献していきたいなと、思った次第なのでした。

亡くなったお子さんのご冥福をお祈りいたします。m(__)m

と、言うわけで、私が今感じている恐怖、二題を書きました。

あぷりこっと