光よりも速く(パート2)の1 | Aprikos blogg

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色々ありますが、それでも前を向いて生きようとしているMtFな私の天然ブログです。

こんばんは。(^^)

昨日は、まともに更新できませんでした。ごめんなさい。m(_ _ )m

何だか疲れがひどくて…帰って来てすぐ眠ってしまうという始末で。(--; 

で、今起きました。(^^; もう1時…

では気を取り直して書きますね。(^^)

えっと、タイトルの通りです。

前回の記事では、アインシュタインの「特殊相対性理論」の前提で、光より速い物体はないということをお話いたしました。ですから、「ニュートリノ」がわずかに光よりも速いことが大変な発見であることもお話いたしました。

ですが、どうもすっきりしなかったのではないのかなと思います。実は、書いていた私もそう思っていました。ですので、今回はそれを少しでも解消すべく、物理や数学などが苦手な私でも何とかわかるように補足を書きたいと思います。(^^;

そもそも、「ニュートリノ」って何だろう?

先ず、一応、量子論の中の話になりますが、この世の全ての物体は、「電子・陽子・中性子」のたった3つで出来ていることがわかっています。

シンプルですね。世の中はこれですべて説明がつ…かない?

そう、これで終われれば良かったのですが、実は、早くに疑問が発生していました。「電子」は、これ以上分けることができませんので、「素粒子」の仲間だということが早くからわかっていました。ですが、「陽子」と、「中性子」は、どうもそうではないぞということが物理学者の間で言われていました。

それは何故か。「電子」を「陽子」や「中性子」に向けて打ち込むと、殆どが貫通するのですが、まれに、はじき返されることがあります。これは、電子よりも「硬い物体」が存在することを意味しています。しかも、「陽子」と「中性子」の中にあるらしい。

それで、学者たちは、「陽子」と「中性子」は、まだ分割できるのではと考えまして、「粒子加速器」で、繰り返し実験を行いました。そして、ついに、この二つの物体が、「アップ」、「ダウン」の2つの物体(クォーク)で構成されている(「陽子」は「アップクォーク」が2個に、「ダウンクォーク」1個。「中性子」は、「アップクォーク」1個に、「ダウンクォーク」2個)ということを発見いたします。

よし、今度こそこれで説明がつくぞ…という訳にはいきませんでした。(^^;

どうも、他にも素粒子はあるみたいだぞということが囁かれ始めまして、それで再び実験を繰り返しましたら、「クォーク」は、「アップ・ダウン・チャーム・ストレンジ・トップ・ボトム」の6つに、更に、電子は「レプトン」の仲間らしいということがわかり始め、こちらは、「電子・電子ニュートリノ・ミューオン・ミューニュートリノ・タウオン(タウ粒子)・タウニュートリノ」というものになるらしいということがわかってきました。

クォーク6個に、レプトン6個…増えました。(^^;

しかも、事はこれではすみませんでした。(^^; これらの物体以外にも、「何か」あるといわれ始め、そうして出てきたのが、「力を伝える素粒子」です。

こちらは、詳しくは、物理に詳しいHPやブロガーにお任せしますが(すみません)、「電磁気力・重力・強い力・弱い力」の4つで出来上がっているようだということがわかってきています。

このうち、「電磁気力」は、「光子」という素粒子を、「陽子」と「電子」の間で受け渡すことによって生じることがわかっています。

「重力」は、物体間で「重力子」という素粒子を受け渡して発生するらしく(重力子は、まだ未発見です)、「強い力」は、「グルーオン」と呼ばれる素粒子を、素粒子同士の間で受け渡すことで生じ、「陽子」や「中性子」を形作ります。

そして、「弱い力」は…これは私もよくわからないので、こういうものだと思ってください。これは、素粒子間で「ウィークホゾン」というものを受け渡すことによって生じる力なのですが、これをやり取りした素粒子は、なんと、「種類を変える」ことが出来るらしいのです。

今度は更に4つ増えました。(^^;;

ですが、事は更にこれではすまなかったのです。

つづきます(なんてこったい)。(^^;

あぷりこっと