光より速い?(^^; | Aprikos blogg

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色々ありますが、それでも前を向いて生きようとしているMtFな私の天然ブログです。

こんばんは。(^^)


ただいま、晩御飯も終わり、「飛び出せ!科学くん」の最終回をマッタリと見ていました。(^^; 最終回ですかぁ。毎週楽しみにしていたので、残念です。


さて、今日は、大きなニュースがてんこ盛りでしたね。特に、科学ニュースは本当に衝撃的なものでした。


「ニュートリノ、光よりも速い」というもので、他の方々もすでに取り上げていらっしゃると思います。

で、私も取り上げさせていただきます。(^^;


その内容はといいますと、


今回の記事は、「朝日新聞 朝刊1面」によるものです。


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 「光より速いニュートリノ」計測 国際研究グループ発表


 名古屋大や神戸大、宇都宮大などが参加する国際共同研究グループOPERAは23日、素粒子の一つニュートリノが、光より速く飛ぶことを示す実験結果を発表した。結果が正しければ、「光速より速いものはない」とするアインシュタインの特殊相対性理論など現代物理学の枠組みは大きく揺らぐことになる。


 研究グループは、スイス・ジュネーブ郊外にある欧州合同原子核研究機関(CERN)の加速器から打ち出されたミュー型と呼ばれるニュートリノが、約730キロ離れたイタリアのグランサッソ国立研究所の地下検出器に到着するまでの距離と時間を、全地球測位システム(GPS)を使って3年間・1万5千回以上、精密に計測した。


 その結果、ニュートリノは光よりも1億分の6秒ほど早く到達し、速度を計算すると真空中の光速(秒速約30万キロ)を秒速7.5キロ(0.0025%)上回っていた。


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朝日新聞、写真がFMなんですよねぇ。とてもきれいなのですが、見当合わせが大変そうです。(^^;

ををっと、寄り道でしたね。(^^;


これのどこが大変な事かと言いますと、


まず、アインシュタインの「特殊相対性理論」についてですが、1905年に発表された最初の論文、「動いている物体の電気力学」の「1:運動学の部」の、「§1:同時刻の定義」と、「§2:長さと時間の相対性」の中で、光の速度を不変として、論文が展開していきます。つまり、光より速いものがないということが前提で話が進んでいるのです。


その為、今あるアインシュタインの理論は、この考えが基盤となって成り立っていますので、「光よりも速い」物体の存在は、根底から覆す…ということになります。


もし、今回の実験が正しいとなりましたら、「相対性理論に次ぐ新たな物理学理論」が必要になってくるということです。


タイムマシンを作ることが可能になる(時間は光の速さに等しいというのが前提でしたらですが…)とか、いろいろと騒がれているようです。ですが、まだ、検証実験が世界中で行われていませんので、今のところはその可能性については夢見ていましょうということで。(^^;


星間航行技術は可能になるかもですね。軍曹さんに会えるかも♪(^^) 「ギーガーエイリアン」の可能性もありですが。(^^;


論文が覆されることには驚きませんでした。「特殊相対性理論」発表から10年後に、重力などを扱った「一般相対性理論」の登場で、200年近く信じられていた「ニュートン力学」をことごとく覆していったわけですから。科学は常に進歩していて、間違いをその都度正していく。そう信じています。(^^)


久しぶりに夢のあるニュースでした。


ヒマワリあぷりこっと