2017年12月6日 水曜日 晴れ
今日も寒い一日でした。
明日からマフラー持参します。
【潤身読書会】
数日前の日曜日ですが、潤身読書会(論語勉強会)に参加してきました。
そうすることで、独学ではたどり着けない深い学びまで得れるのが有り難いんです。
今日は里仁第四から
『論語』の中でも最も有名な章句のひとつ。
子曰わく、朝(あした)に道を聞けば、夕(ゆうべ)に死すとも可なり。
先師が言われた。
「朝に人としての真実の道を聞いて悟ることができれば、夕方に死んでも悔いはない」
分かりやすいようで分かりにくい章句。
不確定要素が三つある。
①誰が道を聞いたのか?
②誰が道を語ったのか?
③道とは何か?
色んな論語解説者の解説から推察すると
①は孔子
②は周公のような過去の聖人
③は周公などが説いた聖道
である可能性が高いようです。
そうなると、この章句の趣旨は
「今の世には見ることもできない聖人から、聖道の話を聞くことができたら、私はいつ死んでもいいほど嬉しいなぁ」と孔子が言った。
となります。
孔子の強い憧れの気持ちを述べた章句ですね。
私はこの章句から何を学び、
どんな行動に変換していけばいいのか?
まずは道(在り方)を探求し続けること。
自分はどんな人に、どうお役に立つのか?
常に意識し、具体的かつ詳細に探求する。
そして実践すること。
探求したものを実践してみて、
本当にお役に立てるのか?
もっといい方法はないのか?
他にもお役に立てる人はいないのか?
そんなことを繰り返し
知行合一(ちこうごういつ)を目指す。
「それが確立すれば死んでも悔いはない」と言えるほど強い憧れを持つことが大切ですね。
そんなことをこの章句から考えました。
他の章句も解説いただきましたが、今日はここまでとさせていただきます。
【夜は忘年会】
勉強の後は共に学んだメンバーで忘年会。
ホットプレートの中心にクリームシチューを置き、周りで鶏肉、シーフード、きのこ類、野菜を焼いて最後はクリームシチューにドボン。
めちゃめちゃ美味しかったし、皆んなでワイワイするにはもってこいのメニューでした。
貴重な学びをご提供いただいた清水さん。
美味しいお料理をご提供いただいた西村さん、土田さん、白石さんに心より感謝申し上げます。
いつも「すぎてつ日記」を読んでいただきありがとうございます。