朝に道を聞けば、夕に死すとも可なり | すぎてつ日記

すぎてつ日記

初めまして『すぎてつ』です。
私が日々大切に考えている事や、オススメしたい本などを発信していきたいと思います。

2017年12月6日 水曜日 晴れ

No.591

今日も寒い一日でした。
明日からマフラー持参します。


【潤身読書会】

数日前の日曜日ですが、潤身読書会(論語勉強会)に参加してきました。

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この勉強会は論語の章句を一つ一つ丁寧に解説していただき、皆んなで感想をシェアし合います。

そうすることで、独学ではたどり着けない深い学びまで得れるのが有り難いんです。

今日は里仁第四から
『論語』の中でも最も有名な章句のひとつ。

子曰わく、朝(あした)に道を聞けば、夕(ゆうべ)に死すとも可なり。

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先師が言われた。
「朝に人としての真実の道を聞いて悟ることができれば、夕方に死んでも悔いはない」

分かりやすいようで分かりにくい章句。

不確定要素が三つある。
①誰が道を聞いたのか?
②誰が道を語ったのか?
③道とは何か?

色んな論語解説者の解説から推察すると
①は孔子
②は周公のような過去の聖人
③は周公などが説いた聖道
である可能性が高いようです。

そうなると、この章句の趣旨は

「今の世には見ることもできない聖人から、聖道の話を聞くことができたら、私はいつ死んでもいいほど嬉しいなぁ」と孔子が言った。
となります。

孔子の強い憧れの気持ちを述べた章句ですね。

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私はこの章句から何を学び、
どんな行動に変換していけばいいのか?

まずは道(在り方)を探求し続けること。
自分はどんな人に、どうお役に立つのか?
常に意識し、具体的かつ詳細に探求する。

そして実践すること。
探求したものを実践してみて、
本当にお役に立てるのか?
もっといい方法はないのか?
他にもお役に立てる人はいないのか?
そんなことを繰り返し
知行合一(ちこうごういつ)を目指す。

「それが確立すれば死んでも悔いはない」と言えるほど強い憧れを持つことが大切ですね。

そんなことをこの章句から考えました。


他の章句も解説いただきましたが、今日はここまでとさせていただきます。

【夜は忘年会】

勉強の後は共に学んだメンバーで忘年会。

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メニューは「クリームシチューフォンデュ」。

ホットプレートの中心にクリームシチューを置き、周りで鶏肉、シーフード、きのこ類、野菜を焼いて最後はクリームシチューにドボン。

めちゃめちゃ美味しかったし、皆んなでワイワイするにはもってこいのメニューでした。


貴重な学びをご提供いただいた清水さん。
美味しいお料理をご提供いただいた西村さん、土田さん、白石さんに心より感謝申し上げます。


いつも「すぎてつ日記」を読んでいただきありがとうございます。