昔、デパートの最上階にあった
「ファミリーレストラン」風な
広い広い食堂スペース
４人～６人掛けのテーブルに
お客さんがいっぱい座ってる
知らない人もたくさんいる
私と、亡くなった友達・幸代が
淹れるコーヒーを
みんな思い思いに過ごしながら待っている
(提供するのはコーヒーのみ)
ここが夢っぽい(笑)
私は必死にあぐり寺にある
コーヒーメーカー２台をフル稼働して
カップに注ぎ、待っている人に届けまくる
(なぜ、あぐり寺のコーヒーメーカーが
ここにあるんだろう…と思いながら)
全員に行き渡り、ホッと汗を拭い、
片付けを始めたら、
幸代も溜まっていた新聞を紐で束ねて
「よっこいしょ」と言いながら
遠くの集積所まで持っていこうとしている
なんで新聞が溜まっているんだろう？
ここも、夢っぽい(笑)
「お願い！体に響くからやめて！
そこに置いておいて！！
後で私が持っていくから！！！」
信じられないくらい大きな声で叫んでいた
きっと、眠りながら本当に声が出ていたと思う
幸「ぷり、大丈夫だよ～心配しないで」
ぷ「だって幸代、もう行くんでしょ？
コーヒー淹れ終わったから、もう光になっちゃうんでしょ？」
テーブルに突っ伏して大泣きしながら
駄々っ子みたいに騒ぐ私
コーヒーを淹れているときも
運んでいるときも
カップを洗っているときも
本当に本当に楽しかった✨
幸代と一緒に作業ができること。
なにより、お客さんが
「美味しい美味しい」と言いながら
ほっこり笑顔になっている姿を見て
心から幸せだった
でも、全部、最初から知っていた
夢を見ながら
「あっ、これ夢の中だ！」って
自覚があったこと
このコーヒーを全て淹れ終わったら
幸代がまた光に戻ること
十数年前亡くなってから、
たった２回しか夢に出てこなかったのに、
この夢が最後のような気がしていたこと
幸「もう大丈夫だよ。
ほら、こんなにたくさんの人が、ぷりのコーヒーで喜んでいるんだから。
本当にもう大丈夫だから」
突っ伏して泣いている私の肩を
何度もポンポンしながら
そう言ってくれていた
泣きながらも
そうかぁ、こんなにたくさんの人が
待ってくれていて、私のコーヒーで
みんな喜んでくれているなぁ
嬉しいなぁ♡幸せだなぁ♡
気分良くなって、顔を上げたら
もう幸代の姿はない
確かに、そこにいた温もりと
肩ポンポンの優しさは残っているのに。
ここで、ハッキリスッキリ唐突に目が覚めた
夢から覚めた後も、全然悲しくはない
悲しみのど真ん中にいたときに
私はヨガに出会い講師の道を進んだ
勉強もレッスンも生活も無我夢中で
自分に信頼が持てているわけでもなく、
定まった思いも薄いまま、
それでも私なりにその時その時を
精一杯やって来た
本当に自分はどうしたいのか？
自分を生きるとは？
やっと、３年前くらいから
ここを思えるようになって
学びが進み、今年になってからは
私の得意なこと・楽しいこと
私だけの個性や才能を活かすことに
喜びや感謝が湧き続けている
以前よりもずっと大きくずっと深く
ここに来るまで、きっと幸代は
私がわかっていないときでも
光のサポートを全力で、愛を込めて
送り続けていたに違いない
そして、今の私をみて
「もう大丈夫だね」と。
夢の中ではコーヒーという形だったけど、
ぷりには渡せるものが決まったね、と
最後の背中を押しに来てくれたんだろう
実際、そこからの私は
なにかが変わっている
起きてくる現実も、
自分では分からないけど見た目の部分も
周りが教えてくれるほど
変わり出している
あっ、今、気づいた！
あぐり寺のコーヒーメーカーの意味:笑
毎年、幸代の命日にあぐり寺でお経を
あげてもらっていました
ここで登場するのは幸代らしい
嬉しい気持ちなのかもね❤️
さぁ、また歩いていこう！
みんなみんなそのまんまで、
楽しくて嬉しくて
最高に幸せな光輝く道を✨
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