「飲んだの?」

「うん、飲んだよ?なになにー?」

「いや、なんでもないけど。」

「ねー、准くんさ、マスクは鼻までしっかり覆わないと意味ないよ?」

酔ってるな。キャッキャッってテンション高めで、マスクを鼻まで上げられた。

「危ないから。ハル、ちょっと。」

といって、マスクを鼻の下に下げる。

「ダメだよー。鼻までしっかり」

「苦しいんだよー。」

今まで何回もやってるくだらないやり取りをしながら、あっという間に2人のマンションに着く。

地下の駐車場から、そのままエレベーターで部屋まで上がれるので、住人以外ははいれない。

駐車場に停めて、先にハルがエレベーターに乗る。先に部屋に上がる。

少しの時間差で、車を降りて、エレベーターに乗り込み部屋へと上がっていく。