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戦略と戦術の違い (経営戦略論)

戦略(strategy)と戦術(tactics)を混同して使っていませんか?

この違いは非常に明確です。
またどのように違うのかを理解しておくと頭を整理するのに非常に役立ちます。


○戦略(strategy)
戦略とは要するに以下のことを決めることです。

 ・戦場
  どこで戦うか

 ・資源
  何をだれだけ投入するか

経営におきかえて考えて見ましょう。
ここでいう戦場とはドメイン(領域)のことです。つまりどの市場に参入するか、またどんな分野で勝ち残っていくか、その“場所”を決める作業になります。

資源は経営用語でもよくつかいます。
一般的には「人・物・金」最近ではこの3つに「情報」もよく加えられます。人的資源のことをHR(HumanResource)などとよく略します。これらの資源をどれだけ投入するか、投入量などを決めることになります。


○戦術(tactics)
戦術とは具体的な戦い方になります。
すでに与えられた戦場と資源をどれだけ有効に使うか、その方法のことを戦術と言います。



経営学における経営戦略論と呼ばれる分野では、文字通りですが主に「戦略」を取り上げます。どの分野でどれくらいの広さで事業を行うか(=事業ドメイン)という話ありきで、最後の方に戦術論がきます。

すでにおわかりの通り、「戦場」と「投入資源」を決めることがいかに大切かということです。戦術でひっくり返ることももちろんあるかもしれませんが、大抵の場合は戦略いかんで事業そのものの未来が決まってしまうと言っても過言ではないかもしれません。

ロバートホワイト 内発的動機付け理論(モチベーション論)

発達心理学者のロバートホワイトが提案した「内発的動機付け理論」について説明します。

言うなら、バーサーカー(狂戦士)状態になって仕事をする人たちのことをまとめた理論です。バーサーカーというと語弊があるかもしれませんが、言葉を変えるなら「ランナーズハイ」の状態です。

例えば

 ・天才医師の手術
 ・ゲームにはまっている人

などはちょっと極端ですが、話しかけても応答がなくただひたら集中しある一つの物事に取り組んでいる人のことです。

これはそのまま仕事に置き換えられます。「仕事が好き」という人の場合、こういった現象が起こる場合があります。一時的に集中力がとんでもなく高まるため、業績が目覚しく上がる可能性があります。

ただ、デメリットとしてこのような人は外部からのコントロールがききません。またチームで仕事をしている場合、輪を乱す原因にもなりかねません。

諸刃の剣というわけです。


では人はなぜこのような状態になるのでしょうか?
ロバートホワイトは「モチベーション再考」という理論の中で“コンピタンス”について書いています。人は自分以外の物(世界)に訴えかけたいという欲求が生まれながらにしてあります。これがほぼイコール、コンピタンスとここでは定義されています。

例えば赤ちゃんのころ皆さんも(憶えてないと思いますが)おしゃぶりで遊んだり、物を引っ張ったりして遊んでいたと思います。これはまさに自分以外の世界に訴えかける作業です。

しかし、ここで問題になるのは、今もみなさんがおしゃぶりで遊んでいないということです。まぁ、中にはいらっしゃるのかもしれませんが(^^; これは「達成欲求」が満たされる(=飽きる)ことにより、次のことへ興味が向かうという人間の行動原理に基づいています。

ある種、「達成欲求」は快楽を伴います。
「内発的動機付け理論」でバーサーカー状態になった人たちのきっかけになったのは、これら「達成欲求」という快楽のココロを満たしたいという極度の欲求が強まったものなのかもしれません。



映画にもなった探検家アーネスト・シャクルトン氏が、北極へ探検に向かい際、同行者募集のために出した有名な新聞広告があります。

> 探検隊員求む。
> 至難の旅。
> わずかな報酬。
> 極寒。
> 暗黒の長い月日。
> 絶えざる危険。
> 生還の保証無し。


しかし

> 成功の暁には名誉と賞賛を得る。
http://www.kanshin.com/?mode=keyword&id=22014



「達成欲求」を満たすには非常に危険な状態を乗り越えた後に得られるものほど大きいものは数少ないでしょう。アーネスト・シャクルトン氏がそれを狙ったかどうかは定かではありませんが、少なくともこの募集で集まった人たちは「内発的動機付け理論」で説明付けられるのかもしれません。



著者: アーネスト シャクルトン, Ernest Shackleton, 奥田 祐士, 森平 慶司
タイトル: 南へ―エンデュアランス号漂流

ポーター&ローラー 期待理論(モチベーション論)

モチベーション論の最終兵器ともいうべき、非常に完成度の高い理論、ポーター&ローラーの二人が発表した「期待理論」について説明します。

この理論が登場し、経営学の世界ではモチベーション論の研究があまり行われなくなったと言います。



図にそって説明してきましょう。

■努力
まず人は何によって「努力」を行うか?
これは「報酬の価値」と「確率」に左右されると言われます。ここでいう確率とは報酬が得られる確率ということです。つまり確率が低すぎると人は「努力」をしなくなるということです。


■努力=報酬×価値
大前提として、この理論では努力は「報酬×価値」を掛け合わせた物だと言っています。つまりどちらかがゼロであれば全ての値はゼロになってしまうということ。足し算ではなくかけ算であるというのがミソです。


■成果
では「努力」をすれば誰でも良い「成果」があられるかというと、そうではなくこれにも2つの要素が関係してきます。「資質(=才能)」「役割認知」です。

資質はそのまま才能のことを指します。天才的とは行かなくとも、ある程度の向き不向きに左右されると言われています。

役割認知は、自分が正しい方向に向かって仕事をしているか、ということを認識しているかということになります。かんたんに言えば、会社の目標と食い違った仕事をしても評価されないということです。もし間違っていた場合の補正作業は主にマネージャー(管理者)の仕事になります。優秀なマネージャーの下で仕事をした場合、それだけ成果につながりやすいとも取れます。


■報酬
「成果」にたどりつくと2つの報酬が待っています。
「外的報酬」「内的報酬」です。

「外的報酬」はボーナスや昇進、成果給、インセンティブなど外部から与えられる物になります。図が点線(オリジナルはジグザグの波線)になっているのは、すぐには成果がこれらの報酬にはつながらない場合があるためです。また「外的報酬」には公平性という考え方も出てきます。

「内的報酬」は達成感や開放感など自分の中からわき上がってくる感情のことを指します。


■フィードバックループ
満足を得た段階で人は学習し、どれくらいの努力を行えば成果が出て、結果として「報酬の価値」「確率」がどうなるかを体得します。これらを人は繰り返していくことからこのようにグルグルと回っていくこの線を「フィードバックループ」と呼びます。


■(1)「E→P期待」 (2)「P→O期待」
「確率」へのフィードバックは2種類の線が使われています。図で(1)(2)と書かれているところです。ちょっと分かりづらいので具体例を出します。

家電量販店の店員Aさんはテレビ売り場の担当でした。
Aさんは今月以下のような成績でした。
 ※努力を指数化する方法はここではふれませんが、
  どれくらいがんばったかを表す指数だと思って
  ください。

   努力:10
 販売台数:10台
   報酬:30万円

翌月Aさんは先月よりもがんばったところ、以下の
ような結果になりました。

   努力:15
 販売台数:15台
   報酬:32万円

ここで言えるのは
 「努力して、結果が出た」=E→P期待が高い
 「報酬が比例していない」=P→O期待が低い
と言えます。
ちょっとややこしいので上の図と見比べながらよく考えてみてください。


■批判
批判としては合理的すぎるという意見があります。特に人間の感情は「努力=報酬×価値」などで表すことができるかという点です。



しかし、よく出来た考えてあることは図を見ると一目瞭然と言えるでしょう。今の自分の仕事をふりかえって考えてみると実感がわくことでしょう。

マグレランド 企業家(アントレプレナー)の研究 (モチベーション論)

起業家研究の先駆けとして上げられるのがアメリカの心理学者「デイビット・マクレランド」です。

彼は人の欲求を大きく3つに分類しています。

(1)達成欲求
やりとげたい、やりとげた時の喜びを伝えたい

(2)親和欲求
他の人と仲良くしたい
(日本人はこの傾向が強いと言われています)

(3)権力欲求
人々に影響力を行使したい
(パワー欲求とも言われます)

この中で特に「(1)達成欲求」について研究を進めていきます。


その研究を進める中でモチベーション(=やる気)が出る条件を以下のようにまとめています。

A. 優秀さを示せる課題

B. 適度な競争
※加熱しすぎても、冷めすぎてもダメ

C. 適度な成功率
※成功率50%前後が良いとされます。

D. フィードバックを行う
※定期的に良いところと悪いところを伝えます。

ここまでは非常に的を得た研究を進めるのですが、この先徐々にずれていきます。またなぜ彼が起業家研究の先駆者と言われるかもこの先の研究によるものです。では具体的に見て行きましょう。


彼は

 「達成欲求の高い人はその国でエリートである」

この仮説は正しかったことが立証されました。
また彼は以下のような仮説も同時に立てていました。

 「達成欲求が高い人間がたくさんいる国は、起業家をたくさん生んでいる」

この仮説を立証するための調査ではアメリカ以外の世界各国の研究者の協力を得て進められました。日本も参加しています。が、結論から言うとこの仮説は間違っていたことが分かります。

冒頭にも書いたとおり、マグレランドは心理学者だったこともあってか、社会的要因を入れていなかったのです。

確かに、アメリカでは起業家の割合が高かったそうですが、どこの国でもというわけではありませんでした。ちなみに日本で達成欲求が高い人は「官僚(役人)」だったそうです。つまり、日本では高給取りや社会的地位の高い所に行く人は大抵「官僚」になるということです。起業家になろうという文化はアメリカのようにないからです。まさに社会的要因といえます。なおシンガポールでは「警官」だったそうです。


彼への批判ですが、最初に上げた3つの欲求は彼の勘で作成されていることと、TATと呼ばれる現在では信頼性の低い調査方法を用いたことが言われています。



とはいえ、ホトンド誰も手をつけていなかった起業家の研究に果敢にいどんだことはこの後に続く研究家たちの礎となったことでしょうから、その功績はたたえて良いかもしれません。

アフィリエイト広告 (affiliate)

アフィリエイトとはインターネット上の広告の一種で、「成果報酬型広告(成果保障型広告)」のことをさします。

広告主、掲載者のそれぞれのメリットは以下の通りです。

○広告主
商品購入や資料請求などの「アクション」が起こった時点で、広告掲載料が発生する「成果報酬型広告」のため必要最低限のコストですむことになり、リスクが低いと言われています。

○掲載者
(大抵の場合)掲載者が自由に広告を選ぶことができます。そのためサイトのテーマとマッチした広告のみを掲載することで、売り上げUPの期待、イメージの向上(訪問者にストレスを与えない)はもとより、アフィリエイト広告を並べるだけでショッピングモールのような物も作れます(=1コンテンツ作成できる)。


■アフィリエイト以前は?
以前はバナー(広告)などをクリックした際に料金の発生する「クリック保障型」や、バナー(広告)などの表示回数によって料金の発生する「インプレッション保障型」の広告が中心でしたが、広告主にとっては必ず買ってもらえるとは限らないのでリスク(コスト)高であり、掲載者は好きな広告を選ぶことが難しかった点に不評が集まっていました。


■広告主とアフィリエイトプロバイダー
広告主と掲載者をつなぐのは「アフィリエイトプロバイダー」と呼ばれる会社です。代表的なところでは下記のようなものがあります。

 バリューコマース
 http://www.valuecommerce.ne.jp/

 A8.net
 http://www.a8.net/

 リンクシェア
 http://www.linkshare.ne.jp/

 トラフィックゲート
 http://www.trafficgate.net/

先に広告主は成果に応じた分だけ払えば良いと言いましたが、実は大抵の場合、これらのアフィリエイトプロバイダーへ毎月「固定費」を払う必要があります。

例えばバリューコマース社では以下の通りです。

> ベーシックパッケージをご利用の場合、プログラム
> 導入費50,000円(パッケージごと)、日割管理費
> 1,650円(パッケージごと)、パートナーサイトへ
> の報酬(実績に応じて)、バリューコマースへの
> コミッションフィー(パートナーサイトへの報酬
> の30%)です。

(FAQより引用)
http://www.valuecommerce.ne.jp/ecsite/faq.html#q5

これを高いと見るか安いと見るかは広告主次第ですが、アフィリエイト市場において一番売り上げを上げているのはアフィリエイトプロバイダーかもしれません。


■自社アフィリエイト
大規模ECサイトになると、自社の商品をアフィリエイトで販売する例があります。

 Amazonアソシエイト
 http://www.amazon.co.jp/
(左下あたりのリンクからどうぞ)

 楽天アフィリエイト
 http://partner.afl.rakuten.co.jp/af/a_top.cgi

大手のサイトの中に、AppleストアiTuneストア(米国)などでもアフィリエイトを行っていますが、これはアフィリエイトプロバイダーを利用したものです。

自社でやるとなると決済やトラッキング(どのサイトからの売り上げか追跡する機能)、掲載主へのツール(どれだけ売れたかなどのレポートや広告設定機能)の提供など大掛かりなシステム開発が必要な場合があります。そこを見極めた上でどうするかという判断が必要です。




著者: 和田 亜希子
タイトル: ホームページが楽しくなる!アフィリエイト徹底活用術




著者: 楽天株式会社, 藍玉
タイトル: 楽天市場公認 楽天アフィリエイト&楽天広場 徹底ガイド




著者: 森田 慶子
タイトル: プチ起業にぴったり!!アフィリエイト達人マニュアル―憧れのセレクトショップを資金0円で気軽に開店!




著者: 小林 智子, エイジ, TOMONORI, tsuba3, アフィリエイトのコツ編集委員会
タイトル: アフィリエイトで手堅く月5万円稼ぐ50のコツ

マグレガー X理論Y理論 (モチベーション理論)

あなたの仕事に対する意識は、X?それともY?


マグレガーは経営者の従業員に対する人間観を「X理論」「Y理論」と分けて考えています。具体的に見て行きましょう。

「X理論(古い人間観)」
 (1)生まれつき仕事嫌いで逃げようとする
 (2)強制、罰が無いと仕事をしない
 (3)責任を負わない、指示待ち
 (4)安定、安全を重視し野心を持たない


「Y理論(新しい人間観)」
 (1)遊びと同様に仕事をする。
   ※好き好んで仕事をするという意味です。
    また仕事をすることは“当たり前”のこと
    という認識を持っているという意味も含ま
    れます。
 (2)目標にコミットし積極的に仕事をする
 (3)自ら進んで責任を負うようになる
 (4)創造性を持ち、意思決定能力を持つ


X理論は、「戦後」などの時代背景もあります(戦後の工場など)。

注目したいのは、必ずしも現代の人間は全てY理論に当てはまらないという点です。X理論の安定(安全)を重視する考え方は現代においても、というよりは人間が根底に持っている意識です。X理論を見ると時代錯誤の悪いものであるといった印象を受けるかもしれませんが、例えば手順通りにただひたすら仕事をこなす人も世の中には必要なのです。


以上のことから、現代人であってもX理論とY理論が交じり合っており、人それぞれバラつきがあると言えます。

イメージとしては、一本の数直線があり、どこに位置するかといった感じでしょうか。

  X <--------------------------------> Y

例えば昔の人は以下が多かったかもしれませんが、
  X <---■--------------------------> Y

現代ではこんな感じでしょうか。
  X <----------------------■-------> Y


また前述の通りこれには個人差があります。
自分の部下はどういった要素をどれくらいの割合で持っているかを考えたりすると、対応方法などが検討しやすいかもしれません。マネジメントのみならず、仕事上の対人関係においてもはっきされるでしょう。

さて、あなた自信はどこらへんの位置にいるのでしょうか?



#厳密にいうとモチベーション論ではありませんが、
#関連性が高いのでモチベーション論の一つとして
#分類しておきます。

リスティング広告

リスティング広告、または有料リスティングサービスと呼ばれているサービスがあります。

かんたんに言えば、GoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索結果ページに広告を出稿するサービスのことです。

特定の検索ワードで検索された時にのみ表示されることから、ターゲティングがしやすいと言われています(=本来来てほしいユーザーだけに広告を表示することができる)


また調査によると近年大幅にその市場を拡大しつつあります。

> 有料リスティングへの支出は 47%増加 - Forrester Research調査
> 米調査会社Forrester Researchは2004年の有料リスティング
> への企業の支出額は2003年の19億ドルから47%増加の28億ドル
> 規模になると予測している。

http://www.sem-research.jp/sem/statistics/20040105001349.html


有名なものには以下があります。

 ・Overture
   ※Yahooに売却されました。

 ・Google Adwords

ワンクリック当たり数円という価格から出稿することができますが、いずれのサイトもオークション形式になっており、人気のあるキーワードほど高額です。またOvertureの場合は入札金額によって表示される順番が決まります(=高額なほど上位に表示)。


またOvertureはYahoo!以外にもMSNなどのポータルに、Google AdwordsもポータルをはじめGoogleの広告を掲載しているサイト(法人,個人など多数)にも表出されます(Adsenceを参照のこと)。
 ※もちろんページとキーワードの関連性を自動的に計測し、
  広告を出し分けています。


低価格で来てほしい人だけに表示できることから、今後ますます注目される手法だといわれています。




著者: 小山 陽子
タイトル: 免許皆伝 Google アドワーズ道場






著者: 水野 貴明
タイトル: Web検索エンジンGoogleの謎 アフィリエイト編


公平理論(モチベーション論)

公平理論はモチベーション(=やる気)に関する理論の一つです。

結論から言うと

  ・人が満足するのは他者との比較
  ・最終的には個人の主観となる

  よって、
   『公平な評価システムは作れない』

であるという理論です。
これだけ聞くと救いのない理論に見えますが、ここから得られるものもあります。


では具体的に見て行きましょう。
以下のように、評価と努力を記号化します。

 I.....Input(=努力投入量)
     努力投入量とは、どれくらいがんばった
     かということ。

 O.....Output(=評価)
  

これを人の満足度をあらわす数式で表現してみます。

   O
  ---
   I

すると上記のようなに、I分のOとなります。
これだけだとピンとこないと思いますので、もう少し具体的に説明します。


AさんとBさんがいたとします。

   Oa     Ob
  --- = ---
   Ia     Ib

このようにAさんとBさんが等価であれば、お互いに満足するとします。
ところが、

   Oa     Ob
  --- < ---
   Ia     Ib

このようにどちらかに評価が傾いた時、人はそれを不満に思います。



ここで問題になるのはAさんは何とか等価の状態に持っていこうとします。
この方法は大きく3つあります。

 (1)手抜きをする
   分子は外部からの評価(例えば会社から)のため変更できません。
   であれば自分で返れるのは分母の部分ですから、努力を怠れば
   他の人と等価になります。

 (2)比較する相手を変える
   比較対象がBさんの場合等価にならないが、Cさんであれば
   自分と同期だし...という具合に評価対象を他に探すように
   なります。

 (3)離職する
   評価してくれる人を他に探すという行動に出ます。


注意しなければならないのは、Aさんから見てBさんの値はAさんの主観に左右されるという点です。

つまり、どんなにBさんががんばっていても、Aさんがそれを見ていなければ、「オレはこんなにがんばっているのに何でBの方が不当に評価が高いんだ!」ということにつながるわけです。

またいくらがんばってもAさんの努力が会社にとってあまり意味がなく、Bさんの行動の方が高く評価されるようなケースがあります。これをAさんが認識しないと、同様に不満を持つことにつながる可能性があります。


冒頭で書いたとおり、個人の主観に左右されるため、絶対的に公平な評価システムを作るのは難しいとい言えます。しかし、今回上げたような点をよく研究すれば、少なくとも今よりは改善される可能性も十分あると言えるでしょう。

強化学習理論(モチベーション論)

強化学習理論とは、モチベーション(=やる気)に関する理論の一つでいわば“アメとムチ”の関係です。

具体的には以下のような行動を取ります。

 (1)正の強化
   上手くいったらほめてあげる

 (2)負の強化
   失敗したらしかる

 (3)消去
   何もしない(=評価しない)
    ※失敗したりマズイことを行った際に
     いわば無視をすることで、これは
     やってはいけないことなんだと
     学習してもらうことを期待します。

 (4)罰
   その名の通り、失敗したら罰を与えます。


何だかあたり前のことが書かれていますね(^^;
逆に言えば古くから自然に行われているベーシックな理論なだけに非常に強力だとも言えます。

これを上手く運用するためのコツとして

 ・フィードバックの間隔を長すぎず短すぎず適切な間を取る

 ・正の強化以外はホトンド罰則といってもいいですが、
  アメとムチのバランスをしっかりと取ることが大切です。
   ※しかってばっかりではダメ

ただし、この理論の欠点は「過去について経験したことがる」物にしか通用しません。新しい事業を行う際など過去の事例がないものについては対応し切れません。
 ※それが正しいか間違っているか判断しかねるため

SEO (エスイーオー)

SEOとは、Search Engine Optimization(=検索エンジン最適化)の略称です。

かんたんに言うと、Yahoo!Googleなど検索エンジンの検索結果で、自分のサイトを上位に表示させてたくさんのユーザー(訪問者)に来てもらおうという技術のことです。

なぜ注目されているかというと答えはかんたん。

 ・ネット利用者のホトンドは検索エンジンを利用している。
   ※90%以上の利用者は検索エンジンを利用しWebサイト(ホームページ)を
    探しているという調査結果もあります。

また下記の理由も大きいでしょう。

 ・(集客)コストがほとんどかからない
   ※自前のWebサイト(ホームページ)を
    ちょろっと修正するだけ



ではもう少しかくろんに入ります。

検索エンジンには大きく2種類あります。
人間が手で編集する「ディレクトリ型」と、全てのページを機械的に収集する「ロボット型」です。SEO対策と言った場合には「ロボット型」の検索エンジンへの対策になります。

どうやったら上位に表示させることが出来るか?
これには大きく2つの方法があります。

 ○キーワードを埋め込む
  ページ中に検索して来てもらいたいページにキーワードを埋め込みます。
  どこでもいいかというと答えはNo。埋め込む場所もポイントです。

 ○リンクされる
  Googleなど最近の検索エンジンの多くは、たくさんリンクされている
  サイトは優秀であるという考え方を持っています。また優秀なサイト
  にリンクされているサイトもまた優秀だと判断します。

他にも細かい部分などがありますが、大きく上記2つを対策することになります。


注意点として、隠し文字(背景と同じ色の文字)で大量にキーワードを書いたりするとGoogleへ永久に登録できなくなってしまうことがあります(検索エンジンスパムと言います)。

またGoogleはCGIなどで作成されたサイトを好みません。ファイルの最後が「xxx.html」などで終わるようにするのが望ましいとされます。




著者: 渡辺 隆広
タイトル: 検索にガンガンヒットするホームページの作り方―SEO(検索エンジン最適化)テクニックで効果的にPRしよう





著者: 細木 康裕
タイトル: SEOを超えたホームページ集客術 ~プロが教えるSEM(検索エンジンマーケティング)の実践テクニック96