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A PASSAGE TO ....

世の中には、「またーー、ウソでしょ?」って話があるものだ。

私が最近知人から聞いた話は以下の通り。

ひらめき電球その壱

東京の某下町の飲み屋に、知り合いに誘われて飲みに連れて行かれた我が友人。

その飲み屋さんは、メニューが「ちくわを切った何か」とか「玉ねぎを切った何か」など、とても貧しい質素なおつまみ。

その飲み屋さんで、我が友人が気が付いた。

店員さん全員、歯が無い。

更に友人は気が付いた。

他のお客さんもみんな、歯が無い。

(名誉の為に言うと私の友人はキレイな歯並びです。)

この高等医療が発達した日本で、店内全員歯が無いなんて、お歯無しになりませんな、と言ったとか言わないとか。
(チーーン)


ひらめき電球その弐

これまた私の別の知人の話。

世にも有名なスポーツブランド「LACOSTE」


(勝手に使ってごめんなさい)

このラコステのポロシャツだかジャケットだかを、どこかの外国人か誰かから買ったと言うその知人。

だけど、どこか何かが違う。


よーく見たら、こうだった。



逆さまじゃん。

更に、このロゴの下には
「OKOSITE(オコシテ)」

と書いてあったとか。


信じるか信じないかは、あなた次第。



昨晩は通っているダンススクールで、housedanceのワークショップが行われ、久しぶりに参加。

講師は、言わずと知れたEliteforceのEjoe先生。from Newyork!


Ejoeのレッスンは3回目。
いつもクタクタになり、そして新しい発見がある。

(数年前にNYCのBroadwayDanceCenterに行ってレッスンを受けた事がありますよ、と言ったらもうBDCではレッスンをしていないんだよー、9年も教えていたんだけどね、と言っておられました。)

今回は年齢層も幅広く、高校生からベテランマダムまで様々で、でもみんな楽しく踊れてサイコーだった。

さて、昨日は「ダンスにはいかに音楽が重要か」ということが主題。

ステップは簡単にして、いろんなテンポで(でも全体的にスロー)、様々なカラーの曲を使ってレッスンを進める。


「とにかく何をするにも、最初はゆっくりから練習すること。

そしてあらゆるインストゥルメント(ベース ドラム ギターなどなど)の音をよく聞いて、音を理解すること。

ミュージシャンは音で自分を表現する。
ダンサーは身体で自分を表現する。

ミュージシャンが10年も20年もかかって自分達の音楽を作るのだから、やはり音楽を深く理解しないといけない。

若い子たちは、音楽?ただの音楽じゃないか!
と言うけれども、音楽が全てなんだ。

音楽が無ければダンスは無い。

世の中にたくさんの素晴らしい楽曲がある。
マイケルジャクソンやプリンスやスティービーワンダー、彼らの曲の中にも沢山の名曲がある。

なぜか。

それは音楽を愛しているから。

だから、ダンスも愛から生まれるべきなんだ。

コンテストに出たり、幾ばくかのお金の為に踊る、という踊り方もある。

でも全ての基本はダンスを、音楽を愛することなんだ。

ダンスはハッピーになるためのもので、アイツを引きずりおろしてやる(take him down)ために踊るわけじゃない。

そして神様に祈るように、太陽に感謝すること。

太陽は地上の全ての命を育てる。

暑くてイヤになるなー、と思わずに太陽に感謝しよう。」

以上の主旨の話を、とても長い時間をかけて話してくれた。

ダンスが身近になって、形だけで踊ってそれでよし、という向きも増えて音楽はダンスの添えもの的に考える人も増えてしまった、ということなのかもしれない。

本物の音楽を聴くことを強調して話していた。

(ダブステップだけでなく、人間が演奏する素晴らしいバイオリンとか。)

そして最後に宿題がでた。

「自分が泣ける曲を探すこと」

「どんな理由でその曲が泣けるかは人それぞれだけど、どんな人でもふとした瞬間、コンビニに入った時とか、自分だけにすーっと入ってくる曲がある。
自分だけにメッセージするように。」

あー、そういうのあるよなー、私もある。

そういうところから、より深く音楽を見つめることが大切なんだろう。

今回のワークショップで、ただ漫然と踊るだけではなく、いかにダンスと音楽をつなげて、さらにいかに愛がベースになければいけない、ということを、私は学んだのであった。




週末の日曜日、5/25。
山中湖で「山中湖ロードレース」開催。

今年は山中湖村 村名変更50周記念大会という、大変にお目出度い大会。

今年もお天気に恵まれ(晴れているのに暑くない)、いい大会だった。

山中湖村にはかれこれ20年以上、年イチ以上は通っているが、いつ行っても富士山パワーに溢れていて、気持ちが穏やかになる土地。

しかーし。

ロードレースとなれば穏やかなだけではいられない。

もはや私にとっても年中行事となりつつある山中湖ロードレースに今年も出場。

湖一周コースで14km弱という、とても「取っつきやすい」大会だからなのかどーなのかは不明だが、参加者14000人っつー、かなり大規模な大会なのである。

でもね、これがタダの14キロではない。

山あり山あり山あり。。。

全コース中の半分以上はアップダウンの道程。
特に「ママの森」という坂道は1000mに及ぶ心臓破りの難関。

ここで走るのを諦めて歩き始める人、多数。

私のゴールは「牛歩のペースであっても歩かないこと」なので、ペースは徒歩でも決して歩きはしない。

たまたま我が家が坂道の途中にあるため、日々のジョギングが期せずして坂道トレーニングになっており、なんとかママの森は歩かなくても登りきることが出来ていて、今年もなんとか目標は達成。

近所の傾斜地よ、ありがとう。

さて、このマラソン大会はなんと言っても富士山のお膝元であることが売り(と思われる)


こんな素敵な風景のコースを走れるというわけ。

なのに。
なのに。。

私ったらこの風景を堪能したことが無いっ!

この場所はママの森を登りきって、さらに下りきった先にあるコースなのだが、もう腿の前も後ろ足もパンパンで、更に痛めた股関節、膝の裏、普段の故障の全てと戦う箇所なのである。

フジヤマよ、ギブミパワー!!

自分も周りも息も絶え絶えです。
(と、思ってます。)

このビューティフルフジヤマポイントを過ぎると、平坦な道がしばらくは続くのだが、ここからが辛い(´д`|||)

角っこのセブンイレブンを過ぎると、永遠か!?と思うような直線が続くのだが、ここがイチバンしんどい。

ママの森の山登りの比じゃないかも知れない。

何しろ走るのに飽きてる。

そしてあと少しなのに、終わりが見えない。

ここは多分参加者全員がガマンのしどころ、のはず。

最後の給水と、毎年恒例のどこぞのお店かは分からないが、どこかのお店の主人による「シャワー」の恵みを享受。
(おそらくボランティア)

そのあとはひたすら小作を目指す。

(「小作」は、山梨名物料理「ほうとう」のレストランなのだが、山中湖ロードレースを走った人ならば分かってもらえると思うが、この小作を過ぎたら、あとはゴールまでの坂道を息も絶え絶えで昇るのみ、の目印なのである。)




この看板が見えたら、あとはゴールまでもう少し!!

私は頭の中で「ヘイヘイホー、ヘイヘイホー」とリズムを取りながら足をようやくすすめる。

(もちろんヘイヘイホーは小作ではなく、与作である。)

余談だが「ほうとう」は、かの武田信玄が野戦料理として兵士達に食べさせたらしいので、ほうとうを食せば、もう少し走りにキレが出るんではなかろうか?
いつかはほうとうを食べてランに備えたいものだ。

で、小作を過ぎたゴール前の坂道は、走り終えた人や応援団の「あと少し!頑張ってー」のコールに包まれて、ものすごい盛り上がり。

この大会でいつも感じるが、サポートする人(もちろん見ず知らずの人達)がいなかったら、私はきっとどこかで歩いてしまうだろう。

地元の人達のサポートがあってこその、私の「楽しみ・ラン」なのである。

なんせ村営の大会である。

この運営に関わった方々は、ちょっと走ったくらいの私なんぞとは比べ物にならない程の労力のはず。

ありがたいねー。

山中湖よ、また来年も懲りもせず戻ってきます。

タイムが縮まらなかろうが、疲労でヘロヘロになろうが、この小さな達成感の為にまた一年頑張って走り続けようと思えるから。

そして一緒に走ってくれた仲間たち。
ありがとう。

独りじゃ到底走る気にはなりませんよ、っとー。

Vivaフォーエバーヤング...!?



余談。
今年立ち寄ったカフェ「シュークリーム」。
のんびりとした、地元感満載のカフェです。
来年も存続していて下さいね。

↓カフェシュークリームの看板犬「チョコちゃん」



このカフェについては、また今度。