モットーとかないタイプだけど、これは絶対!というのはいくつかある。


たとえば

噂やまた聞きは、話半分。そういう類のものには、まずまちがいなくおひれがついているし、その人の感情も入っているものだ。真実がへし曲がってることはよくある。だから、直接本人から聞いたこと以外は信じない。


片方の話だけを聞いて全面的に信じることもしない。


最近、親しい友人が離婚することになった件も、男性側から話を聞くぶんには100%妻が悪い。でも結婚生活でどちらか一方だけが悪いなんてことはあり得ないと思うから、きっと彼にも悪い点はあったんだろうと思う。





できるだけポジティブな話をしていたい。なにより、人の噂話や悪口に費やす時間がもったいない。


他人ごとに干渉したい人って意外といっぱいいるようだけど、そんな時間があったら自分の人生に費やしたらいいのにと思う。


この体質は日本人特有のものかもしれない。フランス人は人のことにはあまりかまわない。たとえ親子でも、子が成人したあとは、超えてはいけない一線があるように見える。ああしろ、こうしろなどとは言わず、考え方が違っても、他人の人生をちゃんと尊重する。

そういうと、無関心とか個人主義と思われがちだが、そうともいえない。困ってる人を助けたり、大変な時の団結力はわれわれ日本人よりずっとあるように見えるから。



本当は、国籍関係なく、精神が成熟している大人かどうか。


少なくとも、自分はそうありたいと思ってる。