5月5日は子どもの日。でも来年からは、結婚記念日になるんだなぁ…
何も変わりませんが、いつも見守ってくださる皆さまにご報告いたします。
マロニエやバラが咲く気持ちのいい日に、結婚しました。
フランスではパックスという結婚に限りなく近い制度があって、私たちも10年以上そちらの制度上の実質的な夫婦でやってきたけど、いろいろ思うところあって正式な婚姻をしました。これで日本でも夫婦です!
コロナ禍で行き来が不自由な今、離婚歴あり、転籍も何度かしている私にとって、国際結婚はとても難易度が高かった。
日本では必要書類を集めるのに手間取り(というより、なんと最後には必要な書類がどこにも存在しないことが判明)、フランスの田舎の市庁舎では日本の戸籍制度が理解してもらえず、独身を証明するのに四苦八苦…
なんとかこの日が迎えられてほっとしました。
ダヴィッドもとてもうれしそう。
15年以上一緒にいるのに、今さら結婚して何が変わるわけでもないのに、お互い老けてきているのに、うれしい気持ちはどうしてなのかな。
これから一緒に歳をとっていこうと思える相手がいるしあわせ。もちろん、喧嘩もするし、意見の違いも多々あるけど、できることなら同時に棺桶に入って眠りたい。
ちょうどマルシェが立つ午前だったので、八百屋さんやはちみつ屋さん、魚屋さん、町の人たちに祝福されてうれしかった。
私はダイアン・フォン・ファステンバーグのワンピースにアンティークの髪飾りと短いレース、それに日本の真珠の首飾りをつけただけ。ダヴィッドはお客様からサプライズでいただいたラベンダーのブートニール。
ヘアメイクはいつも仕事でお願いしているかわいいオレリー。写真はトントン・ブルーノとママン。
前日から朝まで雷を伴う雨が降り、式の直前に青空が…。鳥のさえずり、澄んだ空に祝福してもらいました。
皆さま、これからもよろしくお願いいたします。
Yoko & David