フランス人が大好きなものは色々ありますが、日本人同様、彼らは栗にも目がありません。

秋は栗の季節。各地で栗祭りが開かれ、街角でも焼き栗のいい匂いが漂います。

 

 

ヨーグルトも、栗は定番。

↓栗のクリームが入っていて、すごくおいしい!

 

 

でもこれ、おいしいクレーム・ド・マロンがあれば、自分で手軽にできちゃいます。

 

今回の【11月のパニエ】に入れたアルデッシュ地方の栗が50%も入っている極上クレーム・ド・マロンで作ってみましょう。

 

まず先にクレーム・ド・マロンを入れて、その上に好きなヨーグルトをのせます。

 

たっぷりのせちゃいます。

プレーンのブルガリアでもギリシアでもカスピ海でもいいですし、おすすめなのがバニラ味のヨーグルト。

栗ってバニラにすごく合うんです。

 

はい、できあがり。写真を載せるほどのことはない超簡単レシピですね。

クレーム・ド・マロンを混ぜながら、堪能してください。

 

 

 

バニラと合う、という意味では、もちろんバニラアイスとも最高の相性〜。

バニラアイスとホイップクリームとクレーム・ド・マロンがあれば、簡単に「おうちマロンパフェ」ができます。

 

バニラアイスをスプーン2本でクルクルとまとめて、器に好きなだけ。

その間にクレーム・ド・マロンをサンドして、ホイップクリームを絞り出し、上には板チョコひとかけを包丁でザクザク削ってぱらり。

 

最後に、【11月のパニエ】の栗粉のビスキュイを添えて。

一緒に食べるのが最高。栗同士で相性抜群です。

(カリッソンもカットして入れてみましたが、これは入れないほうがいいです。ごめんなさい)

 

 

甘いものの話をしだすと止まりません。

もう一ついってみましょう。

 

おうちにあるもので簡単にできるフランスの定番デザートといえば、、はい、そうです。パン・ペルデュ!

直訳すると「失われたパン」という意味のデザート。古くなったパンをおいしく食べるフランス人の知恵が詰まったおやつですね。

ダヴィッドの作り方を伝授しましょう。

 

まず食パン(今回はオススメのブリオッシュで)をカットします。

 

え、そんなに厚く?

 

はい、厚めが美味しいです。

 

器に卵1個、生クリーム小さじ2、砂糖小さじ1をよく泡立て器でかき混ぜて、そこにパンを投入してください。

前日から浸したりする必要はないです。直前でいいです。

 

フォークの背でギュッギュっと押しながら、この液体をパンの中に染み込ませます。

 

スプーンで上からも流しかけたり、してください。

 

このくらいまで入ったら、OKです。パンの中が卵とクリームでいっぱいに満たされた感じです。

 

フライパンにバターひとかたまり、10gくらいを溶かします。

 

この状態になったら、パンを投入!

ジュワーっといい音! バターのいい香り!

 

ここでポイント。

グラニュー糖を小さじひとさじ、表面にパラパラとかけます。

じわじわ焼いて、焼き色がいい感じについたら裏返します。

裏側もじっくり焼いてください。パンを厚く切っているので、焦らず、急がず。

表面の砂糖がカラメリゼされて、焼き色も美しく仕上がります。

 

そこにクレーム・ド・マロンをひとさじ。

 

うわ〜〜、熱々のパン・ペルデュにマロンクリーム。これはおいしくないはずないですよね。。。

 

 

 

わが家の朝食にも時々登場します。

パンケーキ、クレープなどに同様にのっけてください。

 

 

手軽に栗のおいしさを味わえるクレーム・ド・マロンがあるだけで、ちょっとしたデザートが簡単に家でできちゃいます。

 

フランスのおうちデザートの味をぜひお試しください。

 

 

 

 

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