今月はフランスをあちこち移動しています。
ヴェルサイユ、ロワール、パリ、ラングドック、そして今日はシャンパーニュ地方へやってきました。
今日から数日、食べるのが仕事
いろんなレストランを訪ねて、おいしい店を探します
大きなフランスフェアのためですが、じつはこんなふうに超アナログで動いています。データやネットの情報ではなく、行ってみて、食べて、話して、検討。
星があればいいわけでも、有名ならいいわけでもなくて、地方色があって、地元っ子に愛されてる小さな店が理想です。
料理が美味しいのはもちろん、シェフやオーナーさんの人柄も大切。エゴが強すぎるお方はチームで仕事をするときは難しいです。
行ってみないとわからない。時代が変わっても、足で探すのが成功への近道なのは変わらないのかも。
昔、美術誌を作っていた時、世界中の美術館に行って、作品の配置や色味などを確認したのを思い出します。ネット情報が今のようになかったから行くしかなかったのですが、それはそれでしあわせな時代でした。写真もフィルムだったから、メモがわりに写真を撮るなんてこともなく、ひたすらノートに手書きでメモ……
途中ブルゴーニュで大雨に遭いましたが、最初の宿に着いたら雨上がりの気持ちいい空気。
ひんやり寒いくらいです。
Villa Montrose (南仏プロヴァンスのシャンブルドット )
◉Book
『ゆでたまごを作れなくても幸せなフランス人』(講談社)
『南フランスの休日 プロヴァンスへ』(イカロス出版)
いずれも電子書籍も発売しています