プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-カタルーニャ音楽堂
ちょっと遡りますが、ノエルの週に、バルセロナに行ってきました。

今まで、行きたいのに、なぜか縁がなかったスペイン。仕事が入っても、直前にギックリ腰になってカメラマン一人に行ってもらったり、予定が突如変更したりと、相性が良くなかったスペインですが、ついにその土を踏むことができました。

マルセイユからスペインの国境までは、車で約3時間。
そこからバルセロナへは約1時間の道のり。
眼前には雪をかぶったピレネー山脈が、左手には地中海が鏡のように輝いています。

そして、ある瞬間、フランス語のラジオがスペイン語に切り替わります。
言葉が変わるこの瞬間が大好きなので、いつも国境の近くでは必ずラジオをつけています。
今回は、まったりしたフランス語から陽気で歯切れのいい"巻き舌系"のスペイン語に。これですっかりバカンス気分!

バルセロナは想像以上に面白い町。
ガウディ、ピカソ、ミロなど有名芸術家を排出した町ですが、突然、彼ら天才が登場したのではなく、2000年という長い時のなかで、独自の美意識が蓄積され、熟成されてきたのでしょう。昔から、アート・ラヴァーがたくさんいたのだと思われます。

そして近代になって以降も、ガウディに自分の邸宅を作らせたブルジョワなど、趣味のいいお金持ちが、幸いにもこの町にはいました。
それに触発された芸術家たちが造ったユニークな建築がそこここに建っているので、街中、歩けばアートな心がくすぐられます。

クラシカルでモダンで、キッチュさもあわせもつ希有な町。そして、想像力を喚起させられるファンタジックな町!

港から北へ伸びるラ・ランブラス通りにホテルをとったので、たいていのところには歩いて行けて、便利でした。
町に滞在する時は、中心地に泊まるのが、私の旅の鉄則です。


バルセロナのコトはまた追って書いていきたいと思いますが、
話はかわって、ガザのその後。

日本でもトップニュースで詳細が伝えられていることと思いますが、ついに土曜日、イスラエル軍の地上部隊がガザに侵入しました。
マルセイユでもパリでもリヨンでも、またヨーロッパ中で、イスラエルに抗議するデモが行われています。
泥沼化して多数の犠牲者を出す前に、一刻も早い停戦を祈ります。