パーティのお知らせ

こんな貼り紙が、アパルトのエントランス・ホールに貼ってありました。
要約すると、

「誕生日パーティのため、7階で多少騒がしくいたします。
皆様方の寛大なご理解、ありがとうございます」

これは、フランスではときどきみられる習慣だけれど、貼り紙をしたら何でも許されると思うのか、その賑やかさたるや、たいへんなもの。日本だったら、近所の誰かに刺されかねません。
音楽はボリュームいっぱい、ダンスは踊る、おしゃべりはもちろん、笑い声、叫び声、、、
この手のパーティに行くと、どこの部屋かはアパルトの外からだって一目瞭然。テラスに人はあふれてるし、騒音は往来に響きわたってる。
それが夜半すぎまで続くんだから、近所迷惑このうえない!
でも、どうやら、”お互いさま”の精神にのっとって、この行為は暗黙のうちに許されているみたいです。

在日の友人のフランス人が、いつもこの”迷惑行為”で大家ともめていたことを思い出します。彼はその都度、怒ってた。
「なんて日本人はやさしくないんだーー!!」って。
習慣の違い、なんだけどな。

しかし、この貼り紙をよく見てください。
そう。書き込みがしてある。
パーティ翌日、住人の誰かが、「少し」のところに?マークを2つつけ、「ものすごく」と書き込んだものなのです。
あまりの騒々しさに、ひと言もの申し上げる人がフランスにもいたようです。
その控えめな苦言に、思わず吹き出した私。