今日はクラスメイトのスーインと一緒に、フランスの美容院初体験。
彼女が通ってるスポーツクラブに行ったあとで、近くの美容院へ。

店員は、店長らしき男性+30歳前後の女性+手伝いの男の子。
私は店長(としておこう)が担当してくれ、スーインは女性が担当。

まずはシャンプー台へ。
これがまず、日本と違う。
首の後ろを台にのっけて、ごしごし洗って、ジャバジャバ流す。
首は多少後ろに傾く程度。日本のように横にならないから、洋服に飛び散ってます!!

あっという間にシャンプーが終わり(リンスなし)、続いてカット。

ちなみに私のリクエストは、
「今のボブのスタイルをキープしつつ、もっと前下がりのエレガントなイメージに」。

心配になるくらい、ザックザク。
日本みたいなケープじゃなくて、短いプラスティック(しかも、なぜか重い!)のものだから、切った髪が首や腕や洋服に飛び散ってるって!!

「フランスの美容院、初めてなんですよ」と言ったら、まんざらでもなさそうな店長。

さて。大雑把なカットは、ものの10分で終了。
その後、ドライヤーで乾かし、カットの仕上げ。
これも10分で終了。

洋服や体についた髪をブーーンってドライヤーで飛ばしながら、店長が、
「どう? こんな感じ。気に入った?」と鏡で見せてくれる。
えー、これで終わり?と物足りなさを感じつつ、鏡をのぞくと、
すっごくイイ!!

ブラボー! マニフィック! スーペァー!を連発し、店長をほめたたえました。

38ユーロ(今日のレートでは4370円)はまずまずの適正価格。
30分くらいで終わっちゃうんだから、そりゃ、女性たちは頻繁に美容院へ行きます。だから、フランス中、美容院だらけなんだ。と納得しました。


海外へ旅行したとき、美容院へ行ってみるとすごく面白いです。

韓国では、美容院とエステティックサロンが併設されているところヘ行き、エステのあとでカット&ブローをしてもらいましたが、これが、30年前の母の世代のいわゆるパーマネントみたいな”セット”で爆笑。思わず記念に写真を撮った覚えがあります。

バリ島の美容院では、頭のマッサージがすっばらしく気持ちよかった♪
現地の友だちに連れていってもらったのですが、彼のアドバイス通り、1時間マッサージをオプションで入れて、大正解。地元の田舎の小~さな美容院だったけど、オバさんの強烈なマッサージにクラクラしました。

やっぱり、日本って国は、なんでも、すごくテイネイで、親切で、優しいんだとつくづく思います。
美容院にしても、設備も最新であたりまえ、お茶やコーヒーが出てきてあたりまえ。「お湯の温度はいいですか?」「かゆいところはありませんか?」なんて聞いてくれる。
ホスピタリティの高さはすごいです。
フランスは、もっと大雑把でダイナミック。
どっちもいい面と悪い面があるのは、当然。