某美容クリームのテレビコマーシャルに、ジェーン・フォンダが出ています。
とても70歳を超えているとは思えない! 見た目年齢は、せいぜい50歳。

しかし、見ていたダヴィッドは毒づく。
「リフティングしてるくせに、このクリームのおかげ、だなんて笑っちゃう。騙される女性がかわいそう!」

たしかにね。
でも、どこか不自然。痛々しさすら感じる。
彼女はかつてフィットネスにはまって、細く見せるために肋骨の一部を取ったらしいけど、そういう無茶な美の追求やアンチエイジングって、痛いオーラが出てる。

ダヴィッドはいつも言います。
「女性は20歳も40歳も60歳もみんな美しい。
シミやシワや白髪なんて、どうすることもできないし、
自然がいちばん美しい。
だって、シワがあるぶん、人生の経験があるってこと。それはすばらしいことでしょ。
若く見せようとしている人は美しく見えない。
そういう人を見ると、年をとるって悲しいな、と思うんだよね。
でも、きれいなおばあちゃんをみると、ホントに美しいと思うよ」

フランスでは、豊胸手術をする女性が多いようで、
テレビのドキュメンタリーで何度かその問題をとりあげているのを見ました。
そして、それ以上に一般的なのが、唇のボトックスだとか。

つまり、フランス女性にとっては、
ふっくらしたバストと唇が女性美のシンボル、ということなんですね。

お国柄はさまざまだけれど、
健康な体と心がなにより大事!
結局、美しい人って、顔や体の造作よりも、笑顔や眼差しが美しい人。心が生き生きしている人。おしゃべりが楽しい人。優しさがにじみ出てる人。細部に品の良さが宿っている人。美的センスの高い人。ユーモアのある人。

メイクでどんなに”目力”つけても、瞳が輝いていなかったら空虚です。