結婚式で、新しい友だちができました。
長い黒髪がよく似合う、とてもキュートな11歳。
マルセイユの5区に住んでいる一人っ子。
顔に似合わず、ものすごいマルセイユなまりを話すので、
ただでさえフランス語ビギナーの私には、まるで聞き取れません。

英語の勉強を始めたばかりらしく、英会話をしたくて、私に話しかけてきました。
第一声は、
「あなたはとても美しいです」。(彼女、大真面目。私、爆笑)

そこから、怒濤のような質問攻め。
「あなたの靴はすてきですね」
「好きな色は何色?」
「私のママのドレス、好き?」
「何歳ですか?」
「いっしょにダンスに行きましょう」……etc…

とにかく、私のそばを離れない。
真夜中になっても
「今日はここで寝るから、ずっと朝まで質問する」と私を圧倒。
私からのアプローチを待つのではなく、
私の隣の席が空くやいなや、ちゃーんとそこにやってくるのがスゴイ。
そして、しっかり私のメールアドレスも誕生日もゲットして、満足そう。
「東京には帰らないで」なんて、可愛いことまで言ってくれる。
テーブルのナフキンで折り紙の鶴を折ってあげたら、
「思い出に、うちで大切に飾る」とも。かわいい!

そんなジェシカの質問でびっくりしたのが、
「英語で、”愛してる(Je t'aime)ってなんていうの?”」

そんなこと聞いてどうするつもりか知らないけど、一番知りたかったフレーズなんでしょう。
11歳にして、生粋のフランス女!