気が付けば「立夏」も過ぎ、「小満」も残りわずかとなっておりました。今年こそは毎週を納期として書き続けようと思っていたのですが・・・さて、次は「芒種」から夏至へと・・

夏まっしぐらです。今年も暑くなりそうですね。暑熱順化を心掛けて、夏を乗り切って参りましょう(^^)/

 

 

さて・・・


恋人と別れたことがない人は稀でしょう。

多くの人が別れを経験しているはずです。

あんなに好きだったのに。

あんなにも夢中だったのに。

ぜんぜん好きじゃなくなった。

もう夢中ではなくなった。

これはとても自然なことです。

だって、人間なんですから。

感情なんて一次的なものです。

時間が経てば、コロっと変わる。

にもかかわらず、

意志の力でこの自然現象を捻じ曲げること。

これを結婚というのです。

好きでなくなっても、

むしろ嫌いになっても、

顔も見たくなくても、

相手を愛し続けなくてはならない。

 

一時の感情によって

生涯にわたる契約を交わし、

意志の力によって

この契約を生涯全うする。

 

それが結婚というものなのです。


 

さてさて・・・

離婚する夫婦としない夫婦。

その最大の違いは何だろう。

仲がいいかどうか。

愛し合っているかどうか。

相性がいいかどうか。

もちろん

それらは重要な要素である。

だが

最大のポイントはお互いの努力だろう。

何もしなければ夫婦は必ず破綻する。

破綻しないためには

お互いの努力が不可欠だ。

こう考える夫婦だけが

離婚を回避できるのである。

そんな努力はしていないが

ウチには離婚の危機なんてなかった。

そういう夫婦の中には

奇跡的な相性の良さと

仲の良さで成り立つ夫婦もあるだろう。

だが、その99%は

どちらかの我慢によって成り立っている。

ただ本人が

その事実に気がついていないだけ。

熟年離婚で驚くのは

まさにこのタイプだ。

「なぜ突然、別れたいなんて言い出すんだ?」

「私はもう何十年も前から、ずっと別れたかったんです」

「なぜ、早く言ってくれなかったんだ!」

「ずっと言ってます。あなたが聞く耳を持たないだけ」

これが

熟年離婚のパターンである。

すべての夫婦は離婚する。

その前提で

努力し続けた夫婦だけが

関係を維持できるのである。

 

会社と社員の関係も

これとまったく同じ。

「最近の若い社員はすぐに辞める」

などと呑気なことを言っている経営者もいるが、

すべての社員は3〜5年で辞める。

それが現実なのである。

定着などというものは幻想だ。

今はまだ辞めていないだけ。

「すでに辞めた社員とまだ辞めていない社員」

この2種類しか存在しないと知るべきだ。

いい転職先がまだ見つかっていないだけ。

まだ我慢の限界に達していないだけ。

辞めない社員は

一瞬で辞める社員へと変わってしまう。

辞められたら困る。

そう思うのなら

手を打たなくてはならない。

辞めることを前提に新たな人をどんどん採用するのか。

辞めることを前提に省人化していくのか。

辞めることを前提に辞められない努力を続けるのか。

 

選択肢はこの3つしかない。

 

そして現実的に考えれば

辞められない努力をする以外に方法はないのである。

辞めた社員に理由を求めてはならない。

根性がないとか、

適性がなかったとか、

辞めぐせがついているとか。

そんなことは

どうでもいいのである。

会社に何が足りなかったのか。

どうすれば辞められずに済んだのか。

ここを徹底的に考えなくてはならない。

「辞めたい」と社員が言ってきたら

もう手遅れ。

「辞めたい」と言われる前に

全力で辞められない努力をする。

 

これしかないのである。

 

さてさて・・・


私はバツ1です。

いわゆる離婚経験者。

褒められたものではありませんが、

バツ1にも2種類あることを知って欲しいのです。

1:離婚経験によって学習したバツ1
2:離婚経験によって学習しなかったバツ1

相性が悪かった。

相手が酷い人だった。

タイミングが悪すぎた。

・・・などと相手や環境のせいにする人。

これは同じ結果を繰り返します。

すなわち

バツ2バツ3へと育っていくのです。

私は学習しました。

 

今のままの自分では

誰と結婚しても離婚される。

これを前提に

心を入れ替えたわけです。

心を入れ替えてやったことは3つ。

好かれる努力を続けること。

優しくあり続けること。

そして

家事や育児を一緒にやること。

ちゃんと育児をやってみて分かったこと。

それは育児がどれほど大変かということです。

3人分もワンオペさせたら

離婚されるのは当然だったのです。

仮に離婚しなかったとしても

相当な我慢とストレスを背負わせていたことでしょう。

年に1回旅行に行くとか。

高いプレゼントを買うとか。

そんなものでは

どうにもならないのです。

毎日毎日の積み重ね。

信頼を損なわないための努力。

これがとても重要なのです。

今日の離婚危機を乗り切るために。

明日も離婚を切り出されないために。

何をすべきか

しっかり考えて実行するのです。

そんなことまでして結婚などしたくない。

そういう人は結婚しなければいいのです。

結婚しなければ

自由でいられます。

だけど失うものも大きい。

その天秤を

しっかりと見極めることです。

他人同士が一緒に暮らすのは

奇跡のようなものなのです。

私が社員を雇わない最大の理由はこれです。

寂しいけれど自由でいる方がいい。

不便だけれどストレスがない方がいい。

もし社員を雇用して

組織を作っていくのなら、

辞められないための努力は不可欠だと知るべきです。

努力を怠ったその瞬間に

「なぜ君が」と思う社員が辞表を持って現れるのです。